斜め30°に貼った床で拡がり感がアップ!

アイテム・施工・寸法・プランの肝が丸分かり!リフォーム楽レシピ集

プランがマンネリ化してしまっているリフォーム営業やプランナーは必見。デザインとプランスキルに長けたリフォーム事例を紹介!使用されている建材やプランニングの肝を学べば、あなたも一流のリフォームプランナーになれる!



〝何故だか素敵〞の理由がわかる!

デザインリフォームは、長年の経験やセンスによる所が大きく、一朝一夜でスキルを手に入れる事は難しい。そこで編集部では、優れたリフォーム事例で実際に使用された建材やその品番、また寸法をリサーチした。キラリと光るプランがどんな素材や設備で構成されているのかが丸分かりだ。このリフォームレシピを参考にして、デザイン提案に挑戦してみよう!



《Recipe07》斜め30°に貼った床で拡がり感がアップ!

ナチュラル空間に変化を

「ご夫婦のほんわかした優しい雰囲気に合わせて、自然素材でコーディネートしました」と話すのは、サンプロで8年以上のコーディネーター経験がある坂井由佳さん。

2世帯住宅の2階を子世帯が暮らすスペースとしてリフォームした事例。無垢の床材や古材を思わせる梁、アクセントになる淡いブルーテイストのキッチン、タモの集成材で作った本棚など、ナチュラル感が溢れる空間が特徴的だ。床材を斜め30度に貼る事で空間に変化が生まれ、解放感もアップ。優しい色合いの空間と、部屋に入った時の拡がりが印象的なリフォーム事例となった。


1. プレイリーホームズ『phfl 0243』

2. リボス社『タヤエクステリアシリーズ 062ウォルナット』

3. シンコール『BA 3059』

4. TOTO


▲畳1枚分の収納スペースはお子さんのおもちゃ入れに。三角の形状で可愛らしい雰囲気に。三角の角度が鋭利すぎない点がポイントだ。



【施工のポイント】斜め貼りは通常の1.2倍量が必要

床は無垢材を斜め30度に貼る事で空間の拡がり感がアップ。斜め貼りは通常より1.2倍ほど素材が必要になるので注意が必要。吹き抜けのリビングには元々梁が1本あったが、バランスが悪かったためもう1本追加している。



お話をうかがったのは…

サンプロ(長野県塩尻市)坂井由佳さん

地元長野が出身でサンプロに勤めて丸8年になる。短大を卒業し20歳でサンプロに入社。コーディネーターでありながら営業的役割を担う事も。大型リノベを担当する事が多い。



リフォマガ2021年8月号掲載



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