教えて!住みながらリフォーム
ストレスフリーな工事現場の作り方
お客様が在宅中に工事を行う「住みながらリフォーム」。なるべく、お客様のストレスが軽くなるようにしたいものです。
今回、リフォマガでは全国のリフォーム会社の皆さんに、ストレスフリーな工事現場の作り方についてアンケートを行いました。各社で工夫している様々な取り組みをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
《質問2》生活に支障が出ないよう、気をつけていることは?
見知らぬ人の出入りはストレス
「大工の○○です」と職人を紹介
音はどうしても出てしまいますので、近隣の方へのお願いは必ずします。お客様出入口と職人用出入口を可能であれば、分けています。特に見知らぬ人の出入りはお客様のストレスになります。「大工の〇〇です」「クロスの〇〇です」としっかりご紹介します。また「職人マナー10カ条」の張り紙を貼り、マナーを徹底しています。タバコは車の中で、大声を出さないように、ラジオを付けないようにといった内容を掲げています
▲レオック(愛知県豊橋市)リフォーム事業部 部長 山西真緒さん
どうぶつの森にはまっています。リフォーム業の人ははまると思いますよ
大きな音が出る場合は事前にお客様に伝え、近隣にも配慮して窓は閉めています。床に道具を置く際も音が出たり傷を付けたりしないように静かに置いています。室内ドアや玄関ドアは閉める際、最後まで手で閉めています。現場に誰も居なくなる時は必ずお客様に声を掛けています
(キタセツ/本間さん)
作業時間は基本的に日曜以外の9~18時が基本。着工前に家族構成(小さなお子さんや体調の悪い方がいるか)や勤務時間(夜勤、平日休み)について必ずヒアリングし、その上で工程や作業時間を設定します。それにより請負金額が変わることもありますが、契約時に約款で説明をしています。受験シーズンにもいつも以上の配慮が必要だと考えています
(不動産SHOPナカジツ/杉江さん)
近隣へのご挨拶はマンションなら上3軒と両サイド、下3軒に伺います。解体した時の廃材が出るような時には、工事中のお宅からエレベーターまでの通路のお客様にもご挨拶に回ります。現場によって状況が違うため、その場その場でお客様に感謝してもらえることは何かを考えてやっています
(アルファリフォーム/前田さん)
リフォマガ2020年6月号掲載
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