ストレスフリーな工事現場の作り方~仮住まい提案~

教えて!住みながらリフォーム

ストレスフリーな工事現場の作り方

お客様が在宅中に工事を行う「住みながらリフォーム」。なるべく、お客様のストレスが軽くなるようにしたいものです。

今回、リフォマガでは全国のリフォーム会社の皆さんに、ストレスフリーな工事現場の作り方についてアンケートを行いました。各社で工夫している様々な取り組みをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。



《質問6》仮住まいを提案する際、どんな配慮を?

仮住まいは水道光熱費費込みで用意
住みながらのリフォームの不便さも正直に伝える

仮住まいは、水道光熱費込みの定額でご利用いただいております。また、そこでは仮住まいの時に使わない荷物は荷ほどきしないで収納出来るように、収納を出来るだけ多くしています。引っ越し屋さんの紹介や、引っ越しの荷造りが出来ない方のために荷造りサービス(有料)も提案しています

▲キタセツ(東京都大田区)工事部/部長 本間勝慶さん

趣味は自動車やバイクのカスタマイズ。ドライブも好きです


弊社としては、空き家にしていただいた方が短期で工事が終わります。お客様にご理解いただける時は、仮住まいをされる時には家具を引越し業者に預かってもらうことを提案しています。工事期間が短い方が家賃も抑えられると考えます

▲アルファリフォーム(大阪府大阪市)代表取締役 前田陽太さん

お客様の想像以上の仕事で「頼んで良かった」と言ってもらえるように思っています


できるだけ近所に、が第一です。その他、駐車台数やペットの可・不可など確認しています

(レオック/山西さん)


仮住まいをしたほうが工期の短縮になること、工事費用が抑えられることをメリットに挙げて勧めます。引っ越し費用・家賃を換算しても、仮住まいの方がトータル費用を抑えられますし、心身的にも楽なことを説明します。

特に住みながらの工事の場合は、少し大げさな表現で不便さを伝えておくこともします。例えば、「この前工事をしたお客様は、サバイバル生活だったと仰っていました」や、「リフォーム工事中は、キャンプ生活のようだったと話していました」と伝えるようにしています

(ササキハウジングカンパニー/佐々木さん)


仮住まい中に、自宅の家具などにシートをかぶせて保護していたところ、お客様から喜ばれました

(桃栗柿屋/永地さん)


私どもの最も優先すべきことは、安心で安全な「大好きに囲まれた暮らし」をお届けすることです。仮住まいを提案する際は、そのことをしっかりと根拠を持って伝えるようにしています。決して弊社の都合だけで提案することはありません。

あとは、契約前に必ず仮住まいの提案をしています。仮住まいにかかる費用も工事代金の一部として捉えれば、契約前にお話をすべきだと考えています。もちろん実際に金額を頂くわけではありません

(不動産SHOPナカジツ/杉江さん)

 

リフォマガ2020年6月号掲載

 

 

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