教えて!住みながらリフォーム
ストレスフリーな工事現場の作り方
お客様が在宅中に工事を行う「住みながらリフォーム」。なるべく、お客様のストレスが軽くなるようにしたいものです。今回、リフォマガでは全国のリフォーム会社の皆さんに、ストレスフリーな工事現場の作り方についてアンケートを行いました。各社で工夫している様々な取り組みをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
《質問1》工事中の養生で配慮していることは?
養生や現場整理の専門スタッフを配置
資材も状況に合わせて使い分け
方法や段取り以前に、弊社では養生や現場の整理を行う専属のスタッフを配置しています。従来は監督が自ら養生を行ったり、協力業者様に依頼することが多く、属人的なやり方になってしまいがちでした。
そこで、弊社では養生を「お客様へのサービス」と捉え、常に細心の注意を払っています。使用する材料も状況に合わせて使い分けています。例えば養生テープでも場所やモノに合わせて使うテープを変えます(粘着力が違うため)。現場で起きた成功例や失敗例などの情報もチーム内で共有しカイゼンしています。
▲不動産SHOPナカジツ(愛知県岡崎市)
リフォーム・リノベーション本部本部長 杉江純人さん
老若男女人と話すことが好きです
床には養生ロールを敷いてから、エコフルガードを敷きます。古い床の場合、マスキングテープを貼ってから養生テープを貼っています。建具はマスキングテープで目貼りを行い、マスカー養生シートを貼ります。
(桃栗柿屋/永地さん)
工事中、養生シートがめくれ、見た目が悪くならないように、養生シートには養生テープ、その上にエコフルガードなどを敷くようにしています。床養生同士は特に養生テープだけだと剥がれやすいので、クラフトテープで張って養生しております。養生材でもなんでもそうですが、費用を掛ければ良いというものではないと思っています。必要に応じて適切な資材を選んでおります。養生資材に関わらず、何を選ぶにしても、現場の声、お客様の声からご意見を頂戴し、現場に反映させることを意識しています。
(ササキハウジングカンパニー/佐々木さん)
床にはクッション性のある敷物を敷き、備品については、半透明のナイロンのシートをかけています。
(アルファリフォーム/前田さん)
作業内容によって変わってきますが、数時間工事の場合は作業カ所にキルティングマットやポリウレタンマット(パタパタ)を使用しています。それ以外の大型や中型工事に関しては圧縮した紙のエコフルや養生ベニヤを床に使用し、傷つけそうな壁面にはプラベニヤ、出隅部分にはコーナーガードを使用。木くずやほこりが入りそうな場所にはビニールのマスカーを使用しています。お客様の家はお客様の財産。万が一に備え、破損が予測される部分は全て養生をしています。養生資材選びに関しては見栄えや使い廻しが効く物を選んでいます。
(キタセツ/本間さん)
養生テープを貼ると剥がした時に跡がつくので、マスキングテープを使っています。マスカーを貼る時も粘着力が強いので、下に30mmの幅広タイプのマスキングテープを使います。フローリングが剥げたり、テープの糊が残らないよう、粘着力に注意します。
(オカケン/馬野さん)
養生で使用するテープに気を遣っています。テープを剥がしたら、既設の床の表面が取れてしまったり…、といったことが過去にはありました。粘着の度合いによって仕上げ材が取れたりしてしまうので、絶妙な粘着度の養生テープで貼っています。
(レオック/山西さん)
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