仕事がはかどる!
理想を叶える快適なワークスペースのアイデア
テレワークだけでなく、趣味に、家事に、リビング学習に、さまざまな用途に使えるワークスペースはリフォームでも“ほしいスペース”として大人気。ライフスタイルに合った機能性とデザイン性を両立させたアイデアを紹介。
ブルックリンスタイルのワークスペースが暮らしの中心
マニカホーム(愛知県名古屋市)林剛介さん
スケルトンリフォームにあたり、「家で仕事をして過ごす時間が長い」というお施主様のライフスタイルをふまえ、南側の一番よい場所にワークスペースを設けました。2人で仕事をするのに最適な広さ(約5畳)も確保し、インテリアは娘さんのご要望に合わせ、ブルックリンスタイルに。黒のアイアンやダイニングとの仕切りの壁に質感のある外壁用のタイルを採用したことで、空間のイメージががらっと変わり、機能性だけでなくデザイン性も兼ね備えた理想のワークスペースが完成しました。
光と風をとりこむ室内窓とこだわりのインテリア
ダイニング側に光と風をとりこめるよう、上部が開閉できる室内窓を設けた間仕切り壁(1)。黒いアイアンと白いタイル、グレーのクロスの組み合わせで、憧れのインダストリアルなインテリアに。デスクはサイズや高さを細かくヒアリングして、広く使えるL字型にプランニングした。デスク下にはコードやハブを格納するスペースも設けた(2)。もともと手持ちのアイテムが少ないので、収納スペースは少なめ。壁面の棚もすっきりとシンプルに(3)。
照明は施主のこだわりを取り入れながらダウンライトを採用(4)し、すっきりと天井中央に集中させた。あとから照明を追加できるよう天井にレールも設置(5)。バルコニーに面しているので採光は十分だが、時間帯によっては明るすぎて手元が見えにくくなることもあるため、遮光性の高いカーテンを提案(6)。
ワークスペースを通してダイニングにも光が届き、部屋全体が明るく風通しのよい空間に。インテリアにも統一感があり、落ち着いた雰囲気。ワークスペースは半個室なので閉塞感がなく、他のスペースへの移動もスムーズ。
リフォマガ2023年3月号掲載
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