ワークスペースのアイデア~骨董品が映える和モダンな書斎

仕事がはかどる!
理想を叶える快適なワークスペースのアイデア

テレワークだけでなく、趣味に、家事に、リビング学習に、さまざまな用途に使えるワークスペースはリフォームでも“ほしいスペース”として大人気。ライフスタイルに合った機能性とデザイン性を両立させたアイデアを紹介。



骨董品が映える和モダンな書斎

水工房(東京都板橋区)

大正ロマン風美術館のサロンのような書斎プランです。お施主様が集めていた骨董品や絵画と、日本古来の建具などを住まいの中に上手に融合させたいというご要望がありました。自然素材をふんだんに採用し、骨董や絵画が美しく映える空間の使い方にもこだわりました。まるで戸建てのような空間に生まれ変わり、ゆったりと趣味を楽しめる書斎となりました。ワークスペースではインテリアを引き立て、お施主様のこだわりに寄り添える提案を心がけています。



こだわりの自然素材とデザインで
美しく居心地のよいスペースが完成

壁・天井はシラス壁(1)。ワラスサを入れることで、より素材感を楽しめる壁面に仕上げた。壁はグリーン、天井はホワイトと色を変えることでモダンな仕上がりに。床には30mm厚の杉板を使用(2)。既存のフローリングの上に直張りすることでコストダウンをはかった。



職人の技が光る建具

施主が骨董屋で見つけた蔵戸(3)と造作の千本格子の障子戸(4)を取り入れた。空間のアクセントとなる格子は部屋の随所に取り入れ、統一感をもたせた。ラグジュアリーな雰囲気を演出する。

キッチンの間に新たに壁を設け(図面★)、コーナーに無垢材で飾り棚を造作し、骨董品コレクションを並べて楽しめる空間に。



【point】

ベテランの職人ならではの美しい仕上がりの千本格子戸(左)と水工房定番のシラス壁(右)はプランの目玉。



リフォマガ2023年3月号掲載



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