現場に毎日行けない!だからこそ、行くタイミングが大切!
リフォーム現場管理はココがとっても重要!
いよいよユニットバスの組み立てに入るが、ここで重要なポイントは、ユニットバス入り口と洗面所との床レベルの調整だ。特にマンションや戸建て住宅の2階浴室では、バリアフリーにする予定だったのに構造上段差が生じてしまったというケースもあり、工事担当者としてはハラハラするだろうが、しっかりと現場で確認しよう。
《器具付け》リモコンの設定、作動の確認を
位置を確認しながら取り付ける
給湯器のリモコンを浴室側と台所側に取り付けます。照明器具・浴室換気扇の結線をして、洗面所側にリモコンとスイッチを取り付けます。外壁側の換気ダクト外部に防雨フードを取り付け、シーリングで防水処理をします。
試運転をしてお湯はり確認と設定、水栓からの水漏れ確認、照明の点灯、浴室換気扇の作動をチェックします。洗面所の換気も同時に行う2室換気の場合は洗面所の換気の吸い込みも確認しましょう。
給湯器リモコン取り付け
機器類の結線
防雨フード取り付け
試運転
【ココが大事】
- リモコンの設定はお客様立ち合いで行い、同時に設定方法の説明と、使用方法について説明する。時計の設定も忘れない。
- 防雨フードのシーリング処理が不十分でないか確認。
- 搬入経路に傷などがないかチェックを。養生材を撤去して、搬入経路の清掃を行う。
【施主はココが不安】
“フルオートの給湯器は自動でたし湯をしてくれるのは良いけど不必要な時もたし湯されてしまうと、水道代とガス代が余計にかかってしまいそうだわ”
▲フルオート(自動たし湯機能)
次にお風呂に入る人がいないなど、たし湯をする必要がない時は、リモコンのスイッチをOFFにすれば作動しなくなります。またフルオートにはお湯の温度が下がると自動的に湯温を上げる機能がありますが、これもスイッチOFFで止まります。
→フルオートの給湯器を初めて使うお客様の中には、自動でたし湯されることで水道光熱費が上がるのではないかと不安に感じている方もいらっしゃいます。リモコンの説明時はそのことも考慮して説明すると安心されるでしょう。
リフォマガ2023年4月号掲載
⇓⇓同じテーマの記事を読む⇓⇓
0コメント