「あなたのお気に入りの設備建材を教えてください!」
営業マン、プランナーのみなさんが、日々の提案で愛用しているお気に入りの商品=推し建材の魅力・セールスポイントを探る。推しポイントから、お客様とのエピソード、なるほど!という提案ノウハウまで。商品のPRポイントをおさえて、提案レベルをアップさせよう!
TILE PARK(TNコーポレーション)
『サブウェイタイル』
90年代初めに、ニューヨークの地下鉄で使われ始めたサブウェイタイル。TILE PARKでは伝統的なデザインのもの、ツヤ無しのマット、役物、メトロなどの種類がある。種類によってフラット面・凸凹面のタイプが選べる。
本場の目地無しタイルを再現
キッチンに使うことが多く、表面がフラットかつ、目地無し施工による手入れのしやすさが気に入っているという。目地無しは本場ニューヨークの雰囲気を再現できる点もポイントで、そのうえ施工面でもコスト・手間の削減につながる。
どんなテイストにも合わせやすく、絶妙な優しい色味と主張しすぎない光沢の美しさが年代問わず幅広く愛されていると平田さんは話す。
「ライトの装飾を加えることが多く、光をきれいに反射してくれるので相性が良いですね。グレーやベージュも柔らかい色が多く、組み合わせることで優しいアクセントを演出できます。部屋に色を入れているケースが多いので、マッチするように色味を取り入れています」
▲ポイント使いのイエローが映えるキッチン
▲アクセントラインも柔らかく浮き立つ
推薦人はこの方
▲ジェントル(東京都世田谷区)平田瑠衣さん
大建工業『ハピア 音配慮ドア』
生活音の漏れ、外からの音の侵入を軽減する室内ドア。一般的なリビングドアと比較し、約30~50%程度音漏れを軽減する。片開きと引戸の2タイプで、いずれも現場組立品、F☆☆☆☆取得。
既製品の防音扉で使いやすい
特注品でなく既製品で依頼しやすい点が最大のポイント。テレワークの急増により、音を気にする施主も増えた。ボックスタイプの個室などもあるが、電気・換気とハードルが高い。そうした際にドアという選択肢を提示する。
「収音したいのか、減音したいのか、要望をきちんと訊き出します。そのうえでマッチすれば勧める。バリエーションもあり、既製品ながら使い勝手がよいめずらしい商品だと思います」
機能面の説明では、現状の騒音測定を行い、数値を可視化することで理解を得やすくしている。石橋さんは、提案するうえで「事前の措置と事後の処置」を大切にしているという。
「こうしたらこうなる、という想定を常にしています。対策を考えて動くことでクレームは未然に防げます」
▲特殊気密パッキンが内包されている
推薦人はこの方
▲ジョン石橋ビルダーズ(東京都世田谷区)石橋直治さん
リフォマガ2021年1月号掲載
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