“予想外”への予防と対策を学ぶ
トラブル対応マニュアル
予期せぬ出来事に慌てない!あらゆるトラブル対応策
ちょっとした油断が命取り。小さなミスでも、大きなトラブルにつながりクレームになったり、施主や職人との関係性悪化の恐れがある。
そんなトラブルの種は一体どこにある?正しい初期対応は?対応策を知っておけば、大事になる前に対処できるはず。クレームを生まない働き方を学ぼう。
《職人とのトラブルの対応策》早すぎ、遅刻…時間に関するトラブル
一緒に働く仲間の職人や業者間では、コミュニケーション不足や連絡不備によって、不満を抱かせたり現場でのミスを生むことに。仕上がりのクオリティにも大きく影響が出ることとなる。
【対策1】職人と待ち合わせる
職人が早く到着していることが多いため、自分も早めに向かって一緒に現場へ乗り込んでいる。職人が遅れる場合は、分かった時点で施主にお伝えしていれば、トラブルにならない。(ハイブリッドホーム 岡田美幸さん)
【対策2】時間は余裕をみてアナウンスする
朝はこのくらい早く職人が来ることもある、工事予定日外でも荷物を取りに来る可能性がある、などと、想定されるイレギュラー事態は先手を打って施主へ伝えておく。
心構えをしてもらえるとクレームになりにくく、またNGの場合はこの段階で聞いておけるので、職人へも注意するよう伝達できる。(リフォームワン 内藤正喜さん)
お話をうかがったのは…
ハイブリッドホーム(本社・東京都千代田区) 岡田 美幸さん
インテリアの専門学校卒業後、新築の設計として働くが営業職に興味を持ち、リフォーム営業に転身。その後は4社で経験を積み、3年前に同社に入社。業界歴は30年程になる。 ここ3年間での大きなトラブルは一切ない。
リフォームワン(長野県上田市)営業部部長 内藤正喜さん
入社20年目のベテラン営業で、昨年度の売り上げは1億5000万円。以前の一貫体制時代では営業・積算・デザイン・現場管理まで担当しており、現在は自身の営業と後進の指導にあたる。
リフォマガ2023年6月号掲載
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