プランナーに学ぶ床・壁・天井リフォームアイデア一問一答
施主から言われる「お願いあるある」を人気プランナーが解決。今回は、床・壁・天井のリフォーム編。優れたアイデアを提案にいかそう。
Q 異素材をたっぷり効果的に使いたい!
A 何を主役にするのか決める
空間社(東京都世田谷区)島田知佳さん
床・壁・天井は、ウエイトの重いものから順に決めていきます。通常なら面積の多い床からが多いですが、例えばお客様のこだわりの柄クロスなど、アクセントになるものがあるなら、それを主役に据えてから他を考えます。
和テイストが好み、大谷石を使いたいというお客様。大谷石は目立つようテレビ裏のアクセントにしました。キッチンは大谷石と相性の良いタイル貼り、天井は床のトーンに合わせて突き板にウレタン塗装を、和室の代わりには小上がりを設けました。石・木・クロス・畳と、異素材同士が喧嘩しないようにバランスを取りました。
タイルありきの造作ボード
大谷石ありきのテレビ側の壁は、割り付けがぴったりに納まるようにテレビボードを造作にした。高さを合わせることで、石タイルもボード上部までの施工で済ませられた。
有孔ボードを有効活用
家族の荷物が壁一面にあったことから、壁面収納しやすい有孔ボードを採用。ラワン材ボードはオイル塗装をして、床・天井とトーンを統一した。
リフォマガ2024年2月号掲載
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