プランニング進行のポイント~寸法(トイレ)

プランニング進行のポイント
寸法あれこれ ≪トイレ≫

設計やプランナーだけでなく、営業も適正なサイズや寸法を把握しておくことは大切。打ち合わせ時にある程度の寸法が頭に入っていれば、スムーズに打ち合わせが進められる。また、せっかくリフォームしたのに使いづらくなってしまうことを避けるためにも、使いやすい寸法やサイズの目安を頭に入れておこう。



参考寸法



手洗いカウンターは奥を狭く

手洗いカウンターを造作する際は、カウンターの奥行きを奥に向けて狭くすると座ったときに邪魔にならない。また、カウンターを付けると狭く見えてしまいがちな空間もすっきりとした印象になる。

▲カウンターの奥行きは手前を350〜380mm、奥を200mmにしています。高さは700〜720mmにして、この下に紙巻器を設置しています。(住宅R工房 蛭牟田展衣さん)



収納は工夫次第でスペース確保

トイレの広さが1畳以下の場合でも、便器の背面を収納にしたり、形や扉を工夫すれば狭い空間でも邪魔にならずに収納スペースを確保できる。入れたい物のサイズをヒアリングしておこう。

▲収納スペースが狭い場合、収納の扉を前開きにしています。両開きだと扉が邪魔になり、引き出しタイプは箱の分、有効寸法が減ってしまいます。(ひかり工務店 山﨑幸子さん)



リフォマガ2023年4月号掲載



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