プランニング進行のポイント~寸法(LDK)

プランニング進行のポイント
寸法あれこれ ≪LDK≫

設計やプランナーだけでなく、営業も適正なサイズや寸法を把握しておくことは大切。打ち合わせ時にある程度の寸法が頭に入っていれば、スムーズに打ち合わせが進められる。また、せっかくリフォームしたのに使いづらくなってしまうことを避けるためにも、使いやすい寸法やサイズの目安を頭に入れておこう。



参考寸法



画面サイズと視聴距離の例



使いやすいコンセント・スイッチの高さ

コンセントやスイッチ、給湯器やインターホンモニターなど一般的に使いやすい高さがある。使う人の身長やライフスタイルなどによっても左右するため、ヒアリングも必要だ。


キッチン通路幅900mm以上が望ましい

キッチン通路幅は人がすれ違うこともできるため、900mmは確保したい。キッチンに立つのが1人が多い場合には、800〜850mmでも○。

▲通常は通路幅850mm以上確保したいのですが、キッチンに立つのが1人のことが多いということもあり、通路幅830mmにして、リビング側を少しでも広く確保しました。

(グリーンランド 湯本真紀子さん)



スイッチを肘で押したい場合は高さ1000mm

通常のスイッチ高さは1200mmですが、最近は肘でスイッチを押したいという声もあり、その場合は両手がふさがっている時でも肘で押しやすい高さの900〜1000mm程度に取り付けることもあります。

(ホームテック彦坂綾乃さん)


【プラスワン】

高齢者が使う場合にはスイッチは肘を上げずに押せる高さが使いやすい。

また、コンセントもなるべく屈まずに使用できる高めが使いやすい。



【応用編】壁掛けテレビの高さは?

55型テレビを浮かせる場合は、床からテレビ上部までが1450~1500mm程度が理想。

▲床に座るか椅子に座るかで高さや角度も変わるため、ショールームで見てもらうと良いと思います。フロートテレビは見た目がすっきりとして掃除もしやすいため、提案すると7割の人に採用されます。リフォームを機に55~75型の大きいテレビに買い替える人も多いですね。

(グリーンランド 湯本真紀子さん)



リフォマガ2023年4月号掲載



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