現場に毎日行けない!だからこそ、行くタイミングが大切!
リフォーム現場管理はココがとっても重要!
塗装工事は天候により工程が左右される上、騒音などによる近隣への影響、洗濯干しの規制等々、施主にとってはなにかと不安が多い工事だ。現場管理者は施主と連絡を密にとり、心配事があればすぐにフォローできるように心がけよう。
《準備工事》
移動するものを事前に確認
移動するものは図面に記入しよう
足場の組み立てや塗装の妨げになるものを移動します。移動するものは図面で指示を。植木鉢などの小物や物置の中身は事前に移動するよう施主に伝えましょう。
またカーポート屋根の撤去で大工の手が必要となる場合は、足場組立の前日までに行います(車の移動が必要)。
▲移動する物置の中身は前日までに出してもらう
【ココが大事】
- 工事開始の1週間ほど前に近隣挨拶をする。隣家の敷地に足場を建てる必要があれば工事計画段階で許可をもらう。
- 工事開始前に再度塗装色の確認をする。
- 足場組立の妨げになるものは移動する。移動する物置があれば事前に中身を出すよう施主に依頼する。
- 足場の位置は、出入り口の位置と開閉方向を確認して図面と照合し、ドアが足場に干渉しないよう注意。
【施主はココが不安】
“工事中に水と電気を使うと言われたけど、工事の人が家の中に入るのかしら”
「コンセントも水栓も外にありますので、宅内には入りません。ただ、水の使用中は玄関ポーチのそばにある散水栓の蓋を開け放していますので、玄関を出入りする時はご注意ください」
→現地調査の時に伝えていても忘れている場合があります。提案書に記入し、着工前の打ち合わせでも施主と場所の確認をしましょう。
“洗濯物は工事中ずっと外に干せないの?”
「庭の物干し台も、バルコニーの物干しも、工事中は使用できなくなります」
→塗料を乾かすためのオープンタイムとは知らず、職人が入っていないからと洗濯物を干して汚してしまった…などということが無いよう、注意を促しましょう。
リフォマガ2022年5月号掲載
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