外壁塗装(モルタル)リフォーム現場管理のポイント~養生

現場に毎日行けない!だからこそ、行くタイミングが大切!

リフォーム現場管理はココがとっても重要!

本格的に塗装工事がスタートすると、窓や雨戸が養生に覆われて開けられなくなり、施主はしばらくの間うっとうしい生活を送ることになる。この時期は天気のことなど心配事も多くなるため、説明が不足すると思わぬクレームにつながることもある。施主との連絡を密にとり、しっかりフォローしよう。



《養生》
養生もれが無いかチェックしよう

生活に支障ないように養生する

外壁塗装面以外の部材や塗装の塗り分けをする箇所などを、塗料で汚さないために養生用のシートで覆います。塗装工事中の生活に支障がないよう、特に室内換気のための吸気排気口を塞がないように注意します。窓を養生材で覆っている期間は窓の開閉ができないことを事前に伝えましょう。


【ココが大事】

  • 玄関や勝手口は出入りができるように養生できたかチェックする。
  • 特に玄関ポーチなど、出入り口の床はひっかかりがないように注意。
  • 換気フードやエアコン室外機などは吸気や排気に支障がないよう養生する。
  • 養生期間中は窓が閉めっぱなしになることを事前に伝える。


【施主はココが不安】

“窓が開けられないと、いざという時不安だなあ”

「養生シートを止めるテープはそれほど接着力が強くないので、室内側から容易にはがすことができます。非常時の出入りにも支障ないように養生いたしますのでご安心ください。また、雨戸を収納する戸袋も外壁塗装と同時に塗りますので、雨戸は閉めた状態になります。昼間雨戸を少し開けることもできますが、戸袋に雨戸がかからないようにご注意ください」

→横引き雨戸を収納する戸袋に鏡板(雨戸と同じ材質のカバー)が無い場合は、戸袋部分の外壁も塗装するため、雨戸は閉めるか外して保管することになります。


“窓で換気できないのね”

「窓は覆われているため養生中は窓換気ができません。でも室内換気に支障がないよう、部屋の吸排気口や換気扇・エアコンの排気口は開放されています」→施主に不安を与えないよう、工事前に説明する必要があります。



リフォマガ2022年6月号掲載



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