雨風から家を守る重要な役割を持つ屋根。気軽に見ることが難しいため、リフォームのタイミングが分かりづらいです。だからこそ、定期的なメンテナンスが不可欠であることを、お客様にお伝えしていきましょう。
現場調査の際は、大変危険なので、きちんと装備をした上で臨むことが大切です。
屋根材は、昔ながらの瓦、現在主流のスレートなど、素材も様々で、デザインも豊富です。メンテナンス方法も素材によって違います。また、屋根の重さは耐震性にも影響するので、見た目だけでなく、素材の特性などをきちんと踏まえてリフォームの提案をしていく必要があります。
様々な注意点がある屋根リフォーム。提案前に確認しておきたいポイントをまとめました。顧客宅へ行く前に、最終チェック!
1.屋根工事の種類
屋根全体をきれいにする工事には、大きく分けて「塗り替え」「重ね葺き」「葺き替え」の3つ。既存の屋根の状態により、できる工事が異なります。
それぞれの方法の特徴、注意点などを確認しておきましょう。
2.はじめての屋根リフォームガイド~屋根工事の目的
「そもそも屋根工事は何のためにやるのか?」
屋根を直接見る機会はほとんどないため、工事の必要性がお客様に伝わりにくい場合も。
建物を保護するために欠かせない工事だ、ということをしっかりと認識してもらい、リフォーム提案に進めましょう。
3.いちから学ぶ現場調査【屋根リフォーム編】Part1
屋根の現場調査について、改めて予習しておきたい方へ。
Part1では「屋根現調は安全第一に」をテーマに、屋根の現場調査の際に気をつけたいポイント、屋根工事の主な目的などをお伝えします。
4.様々な屋根材の種類
屋根材の種類は多く、屋根材によって施工方法や補修方法を選ぶ必要があります。主な屋根材の特徴をおさらいしておきましょう。
①耐久性に優れ、耐震性も向上「粘土瓦」
塗装の必要がないため、メンテナンスのコストを抑えることができる粘土瓦。
瓦にはどんなタイプや形状があるか、瓦屋根のメリット・デメリットなど、瓦の基本を知りたい方におすすめです。
②加工がしやすい「金属屋根」
ガルバリウム鋼板の登場で、主流屋根材となった金属屋根。
材質によって、メンテナンスや仕上がりに大きく差が出るため注意が必要です。
③既存の屋根の上に施工可能「シングル屋根」
軽くて柔軟性があり、カバー工法にもおすすめのシングル屋根。
シングル屋根の基本について解説しています。
④軽くて耐久性が高い屋根材「スレート」
重さは粘土瓦の半分以下、耐久性の高さなどから屋根材の主流となっている人造スレート。
スレートの基本や、屋根材を選ぶ際のポイントなどが分かります。
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