現場に毎日行けない!だからこそ、行くタイミングが大切!
リフォーム現場管理はココがとっても重要!
屋根の現場調査の際、安全のため屋根に上がって調査することが少なくなり、屋根カメラやドローンでの調査が一般的になっている。そのために実際に工事が始まってから予想以上にスレートのヒビ割れが見つかったというケースもある。足場を組んだらまずは現場確認を行い、下地補修の箇所をチェックして、補修の工程に無理がないか確認しよう。
《洗浄・乾燥》水や汚れの飛び散りに注意
不具合が起きないよう、しっかり汚れを落とす
高圧洗浄
汚れを落とす
塗膜の浮き・サビ落とし
乾燥・養生
高圧洗浄機で屋根の汚れを落とします。苔や汚れ・古い塗膜の除去をしっかり行うことで、塗装後に塗料が剥がれる等々のトラブルを防ぎます。洗浄で落ちない場合は道具を使ってしっかりと落とすことが重要です。
【ココが大事】
- 高圧洗浄を始める前に、全ての窓が閉まっていることを確認する。
- 高圧洗浄は、上から下の方向に洗浄していく。
- 親綱に安全帯のフックが装着されているかなどの安全確認をする。
- 表面が乾燥しても塗装面に浸透した水分がなくなるまで塗装不可。しっかり養生のための時間をとる。
【施主はココが不安】
“屋根が大分汚れていたので、たくさんゴミが流れたと思うけど、雨樋に詰まらないかしら”
屋根の表面の古い塗膜や苔自体は流れても雨樋に詰まるほどではありません。また、雨樋に積もった落ち葉を取り除き、さらに溜まった土の塊を洗浄してから作業しています。最終的に雨樋もきれいになっていますのでご安心ください。
→半円型の雨樋は角型の雨樋よりも圧力に弱いため、水圧を調整しながら注意して洗浄する必要があります。
リフォマガ2022年10月号掲載
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