デザインキッチンリフォーム押さえておきたい3か条 《その1》低予算でもできる納まりの工夫

顧客からの需要も関心も高いキッチンのリフォーム。設備のグレード以外で差をつけるプランつくりのために、知っておきたい3つのポイントを紹介する。



《ポイント1》低予算でもできる納まりの工夫

限られた予算の中で、理想のキッチンをつくるには、プランの工夫が必要だ。比較的予算をかけずに、垢抜けキッチンにするためにおすすめなのが、設備ではなくちょっとした納まりをアレンジする手法。いくつかアイデア事例を紹介する。


寸法にこだわる

キッチンカウンターの高さや厚み、ワークトップの広さ、笠木の選定などで、予算をかけずとも実用性とおしゃれを実現できます。腰壁や笠木に厚みを持たせれば、キッチンの存在感が増しますし、逆に薄くすればシンプルで洗練された印象になりますよ。(はぴりの 後藤 洋さん)

▲厚みがあると存在感が増す

▲薄いとすっきりとした印象に


あえてオプション品を使わない

足元照明は、オプションを選ばずに、別途テープライトを施工しました。これにより、キッチンの存在感は演出しつつもコストダウンを実現できます。(ホームス空間創建 萩原太介さん)


見える場所だけ一部造作する

コストを抑えたいけれど、オリジナル感を出したい時に、アレンジしやすいのが、部屋から見える腰壁の素材を変えること。タイルやモールテックスにしたり、クロスでも色柄を好みのものにするだけで、印象が大きく違って見えます。(ハコリノベ 小野 愛さん)



リフォマガ2024年6月号掲載



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