デザインキッチンリフォーム押さえておきたい3か条 《その3》設備以外の使い勝手・デザイン性

顧客からの需要も関心も高いキッチンのリフォーム。設備のグレード以外で差をつけるプランつくりのために、知っておきたい3つのポイントを紹介する。



《ポイント3》設備以外の使い勝手・デザイン性

キッチン設備で他社と比較されると、価格勝負になりやすい。他とは違う、差別化プランにするなら、設備以外のところにこだわりを。


施主の性格で床材を決める

床で大切なのは、見た目と手入れの手間。手入れは人によって面倒に感じる度合いが違うので、どういうタイプの施主か見極めが肝心です。施工面でも、下地を敷く必要があればビニル床でもフローリングと価格が変わらなくなることもあるので、単に商品価格だけでコストの判断しない方がよいですね。(Co-DESIGN OFFICE 斎藤耕太郎さん)

同じ無垢材でも…

オイル塗装:浸透性があり、油汚れを吸いやすい

経年変化を楽しめる施主なら○

掃除のメンテナンスが嫌いな施主なら×


パントリー内で勾配をつける

排水勾配を設ける際に、キッチン内に段差をつけると動線の邪魔になったり、天井高が低くなるといったデメリットがあります。ある事例では、パントリーを設けてキッチンとパントリーの間に段差をつくり、デメリットを解消しつつスムーズに作業できるようにしました。(ハコリノベ 小野 愛さん)

▲生活感の出る冷蔵庫をパントリー内に置くことで、より片付けられる



リフォマガ2024年6月号掲載



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