仕上がりの色以外にも、屋根・外壁塗料を選ぶ際に気をつけたいポイントがいくつかある。普段から外装リフォームを提案している5名に、それぞれお勧めの塗料と塗装営業ノウハウを聞いた。
ひび割れた壁に!高密着の弾性塗料
《外壁》
レナエクセレント エスケー化研
系統:アクリルゴム系(弾性塗料)
同メーカー内での価格帯:中価格帯
下地表面の微細なひび割れについていく弾性塗料。雨が入りづらい。様々な下地に密着、長期に亘って高耐久・耐候性を発揮する。
ひび割れのある壁に適しています。表面の風合いは少し変わってしまいますが、南欧風の塗り壁に使うことが多いです。(岡田さん)
▲施工事例
岡田さんの塗装営業術
全体を見てアドバイス
トータルリフォームを行う山商リフォームサービスでは、専門店と比べ管理費の分、価格競争上不利になる。だからこそ、葺き替え、家全体のリノベーションなど塗装以外の方法を含めて提案することで、トータルの提案に満足してもらえるようにしている。
質感変化は写真で見せる
機能性のある塗料は物件の状態に合わせて選ぶ。例えば、ひび割れがひどい壁を塗装したい場合は、弾性が強い塗料を使う。提案時は、質感の変化を伝えるため、他事例の写真でビフォーアフターを見せる。
教えていただいたのは…
山商リフォームサービス(東京都足立区)岡田輝之さん
一気通貫制度で、昨年は約1億2000万円を売り上げた。スケルトンリフォームの一部として屋根・外壁塗装を受注することが多い。
使うことが多いメーカー :エスケー化研、日本ペイント
リフォマガ2023年3月号掲載
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