仕上がりの色以外にも、屋根・外壁塗料を選ぶ際に気をつけたいポイントがいくつかある。普段から外装リフォームを提案している5名に、それぞれお勧めの塗料と塗装営業ノウハウを聞いた。
遮熱性能で選ぶならこれ
《屋根》
スーパーシャネツサーモF/Si アステックペイント
系統:シリコン樹脂系/フッ素系
同メーカー内での価格帯:中価格帯
外気温29℃の状態で、一般的な塗料とスーパーシャネツサーモFでは表面温度が15.7℃異なる(メーカー調べ)。具体的なデータを示すことで、高価格帯でも受注しやすい。
※写真はS(iシリコン系)
遮熱性能に優れています。屋根工事の8~9割はこのシリーズを使っています。(影山さん)
《外壁》
超低汚染プラチナリファイン2000シリーズ アステックペイント
系統:シリコン樹脂系/無機成分配合フッ素樹脂系
同メーカー内での価格帯:高価格帯
紫外線に強いフッ素樹脂と無機成分を結合させたことで、耐候性が向上した。無機成分による塗膜の緻密性の高さ、親水性であることから、汚れにくく汚れても落ちやすい。
「メーカーに認められた施工店でしか取り扱いできない高機能の塗料なんです」と言うとお施主様は興味を持ってくれます。(影山さん)
▲屋根、外壁ともにアステックペイントの塗料を使用した事例
影山さんの塗装営業術
「1年で○万円」で高機能塗料を売る
例えば60代の方なら「この先15~20年住むので、1年で1万円くらいの負担です」と説明すると高価格でも受け入れてもらいやすい。
※アステックペイント調べ
教えていただいたのは…
郡山塗装(福島県郡山市)リモデル事業部部長 本店長 影山剛志さん
飲食店勤務を経て、2018年に郡山塗装に入社。2019年4月に住宅リモデル部門に異動。トップ営業として活躍する傍ら、マネジメント職も担う。
リフォマガ2023年3月号掲載
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