トイレリフォーム 現場管理のポイント~下地工事、便器設置

現場に毎日行けない!だからこそ、行くタイミングが大切!

リフォーム現場管理はココがとっても重要!

狭い空間でいくつもの工程をこなす工事。チェックポイントを押さえて効率よく進めよう。口にださなくても不安を抱えている施主は多い。トラブルを生む前に、先手のケアを意識しよう。



《下地工事》
手すり等の位置を施主と確認

手すり、リモコン等を設置する場所に下地が入っていない場合は、ボードの下に下地を入れます。手すりとリモコン・タオルかけの位置は、設置前に施主と確認しておきましょう。前と同じなら問題ない!という考えは禁物です。

▲下地の位置確認

▲下地工事



《便器設置》
小さな部材の設置も確実に

排水管と便器を接続するためのフランジを取り付けます。設置したフランジの上にガスケットという便器用のパッキンを設置。更に排水ソケット、固定部材を取り付け、便器とタンク、便座を設置します。設置後に試運転をします。


【ココが大事】

  • プラスチック製のフランジは、長年の使用で朽ちていく。朽ちたフランジを交換しないで便器を設置した場合、古いネジ穴周辺の腐食が進んで、便器がぐらつく原因になることもある。
  • 古いフランジのネジ孔はネジが効きにくくなっていることもあるので、新規フランジの取り付け時は古いネジ穴を再利用しないよう、少しずらすなどの注意が必要。

▲フランジとガスケット




リフォマガ2021年12月号掲載


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