トイレリフォーム　現場管理のポイント～着工・養生時＆撤去時

現場に毎日行けない！だからこそ、行くタイミングが大切！

リフォーム現場管理はココがとっても重要！

狭い空間でいくつもの工程をこなす工事。チェックポイントを押さえて効率よく進めよう。口にださなくても不安を抱えている施主は多い。トラブルを生む前に、先手のケアを意識しよう。

《着工・養生時》
隙間なく丁寧な養生で安全に

1日で終わる工事だからこそ、施工開始時には施主・職人との内容確認をしっかり行いましょう。養生は通路のほか、資材を切るなどの作業スペースや、産業廃棄物置き場にも敷きます。

▲狭い通路は腰壁部分にも養生を

【ココが大事】

• 玄関～トイレまでの養生をする。床養生材の継ぎ目は、つまづかないように隙間なく継ぎ合わせる。
• 粘着性の弱い養生テープを使用。移動できない家具はシート系の養生材で覆う。
• 届いた便器等の品番を確認する。

《撤去時》
床壁下地の腐れがないか確認

水で床が濡れないようにタオルで養生してから作業します。タンク内と便器トラップ内の水を抜いた後に便器等を外し、排水ソケットと止水管も外し、キャップをします。

【ココが大事】

• 作業開始する前に止水栓を止めたか確認する。
• 排水ソケットが固まって外しにくい等、撤去作業が困難な場合は、予定よりも時間がかかる。
• 床材や壁下地の腐れが発覚するなど、急ぎの対応が必要となる場合もあるので、撤去確認までは現場にいるようにしよう。

リフォマガ2021年12月号掲載

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