リフォーム産業新聞社主催 第2回プチリフォームコンテストにご応募いただいた作品を紹介します。
プチリフォームコンテストとは?
30万円以下の低コストでも、工夫次第でここまで変えられる!という、アイデアリフォームを評価するコンテスト。
《最優秀賞》「見せる」と「見せない」のあいだに・・
らいふでざいん室・秀(福井県鯖江市)代表 浅野秀代さん
(費用 18万円)
拡がりを感じられる細工扉
夫婦の要望どちらも解決!
「今度のお風呂は、和風で、透明ガラス、広々、洗面所からも一体でかっこよくしたい」と、ご主人様。「え〜っ。でも、私が入るとき、見えると困る〜」と奥様。
たしかに!!そこで、お風呂の入り口ドアは透明ガラス、ドアの手前に、格子の片引き戸をご提案。
奥様が入るときだけは、閉めて中が見えないように。さらに、ミラーを奥に取り付けることで、閉めたときに洗面所が映り込み、奥行き感が出て素敵に仕上げました。広々と満喫していただける、グルーミング室のご提案です。
【審査員評】
格納部の床まで鏡貼りにすることで、立体的に見えるうえ、視覚的な広さが演出されています。鏡の向こうにつながっているように見えるカウンターは、隙間に引き戸が収まるような細工が。ユニットバスの扉はそのままに、オリジナルの格子戸を外側に設置するだけで、グレード感も感じられるように。空間的にも機能的にも拡がりを感じられる、細部まで工夫された非常に優れたアイデアです。(中西ヒロツグさん)
空間の使い方がうまい!ミラーを使うことでカウンターに抜け感が出ておしゃれです。(大熊一幸さん)
夫婦おふたりの要望を見事にクリアした、お客様に寄り添った提案です。「真似しよう!」と思わせる作品ですね。(荒井詩万さん)
リフォマガ2021年9月号掲載
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