つい長居したくなる素敵なトイレリフォームのアイデア
限られた空間を最大限に生かした、快適で機能的なトイレリフォームのアイデアを紹介!
足元を優しく照らす間接照明
土屋ホームトピア(北海道札幌市)松井美雪さん
元は2世帯住宅でしたが、ご両親が他界したため、生活を1階へ移し、新たに息子さん夫婦が2階で住めるように改修しました。
着工前にお客様が「自分たちの洋室を作るためには茶室を壊すのはしょうがない…」と、少し寂しそうな雰囲気でしたので、「丁寧に解体して、茶室の部材をインテリアに活かしてもいいですか?」とご提案。承諾を得ましたので、古材を使ってルーバーをデザイン。ご家族が夜中にトイレに行った際、「明るすぎて体が目覚めてしまい、その後寝られなくなる」と聞いていたので、光を和らげるようにと、間接照明の部材として採用いたしました。
思い出の古材でデザインした照明のルーバー
元茶室の網代天井に使われていた桜の垂木をルーバーとしてデザイン。ご両親の思い出を残し、お客様の思いに寄り添った。トイレはLIXILのベーシアハーモLタイプ、カウンターと手すりはLIXILのキャパシアを採用。カウンターと手すりの色、ルーバーの色がマッチし、シックで落ち着いた空間に。
リフォマガ2021年3月号掲載
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