つい長居したくなる素敵なトイレリフォームのアイデア
限られた空間を最大限に生かした、快適で機能的なトイレリフォームのアイデアを紹介!
「和」と「洋」をミックスした和モダンスタイル
イッセイホーム(福井県福井市)プランナー 伊勢谷嘉広代表
2坪のトイレリフォームです。お客様のご要望でもある「和」を最大限に生かす、難易度が高い聚楽壁を採用。それに「洋」のデザインの洗面ボウルなどを合わせることで、純和風でありながら、今風の良さも引き出す提案をしました。特に商材には1つ1つこだわり、商材でトイレ特有の臭いを最小限にできることや、お掃除がしやすくなることもお伝えしました。またリフォーム中は、養生の徹底、埃飛散防止や掃除などお客様が過ごしやすいよう意識しました。
こだわりの「聚楽壁」。機能性とデザイン性を両立
すっきりとしたデザインの小便器(TOTO自動洗浄小便器)とタンクレストイレ(TOTOネオレストRH2W)は、和風空間にもよく馴染んでいる。意匠性だけでなく、断熱性、調湿性、消臭機能に優れ、左官の最高級の仕上げの一つである「聚楽壁」と落ちついた雰囲気を醸し出す杉焼の腰壁。(1)。トイレの床にはLIXILレストールキラミックタイルを採用。細菌の繁殖と臭いを抑え、清掃性もよい(2)。
フォルムが美しいボウルと耐水タイプのカウンター
和風の空間にもよくなじむデザインのSCARABEO社の洗面ボウル。カウンターは耐水性のある木を使い施工した。
収納を省き、ルーバーで仕切って、開放感のある空間に
扉で仕切られていたトイレと手洗い場は、ルーバーでほどよく仕切り、開放的に。ペーパー等は他の箇所で収納しているので、使いにくかった既存の吊り戸棚などは撤去。棚や手洗器下部の収納を設置しなかったため、すっきりしている。
リフォマガ2021年3月号掲載
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