汚れやすい場所別に各社の取り組みを紹介します
5大メーカーシステムバス清掃性 徹底調査
いつの間にか発生するお風呂のカビや汚れに毎年頭を悩ませている方も多いのでは?リフォマガでは、システムバスメーカーの清掃性に対する取り組みを汚れやすい場所別に調査しました。清潔な空間はリラックスにも繋がります。新型コロナウィルス感染拡大防止の影響で、日々の暮らしに閉塞感がある今だからこそ、リラックスできる空間作りをお客様に提案できるよう準備をしてみては?
ドア周辺
《TOTO》
スッキリドア
換気口は上部に
スッキリドアは、カビが付きやすいドア縁のゴムパッキンをなくし、汚れがたまりやすいドア下の換気口をドア枠の上部に移動した。
《LIXIL》
キレイドア
換気口はタテ枠に
キレイドアは浴室側のパッキンをなくし、また、空気の通り道をドアとドア枠の間(タテ枠換気口)に作ることにより、ガラリもなくした。汚れやホコリがたまりにくくなり、お掃除が簡単に、外観もスッキリ。
▲換気口がタテ枠にあるから、外観がスッキリとした
《クリナップ》
お手入れ簡単ドア
換気口が取り外せる
汚れやすいドアの換気口部分をまるごと取り外すことができるので、簡単にお手入れ可能。また、浴室側のパッキンを内部に収めることにより、カビがつきにくく、ドア面材表面との段差が小さくなるのでお手入れが簡単に。
▲浴室側のパッキンを内部に収めることにより、カビがつきにくい構造になっている
▲外して丸洗いできるから、細かな隙間のカビや汚れのお手入れも簡単に
《Panasonic》
スキットドア
ドア上部の換気口で換気しやすい仕組みに
スキットドアはドア面材まわりのパッキンを全てなくし、換気口を水のかかりにくいドアの上に移動し、汚れにくく、おそうじ楽々になった。換気口が上に移動したことで、入った空気がドアを沿うように下に流れて浴室全体を換気しやすくなった。また、洗面室と天井高を揃え、FIX窓を活用することで、一体感のある空間にすることも可能だ。
《タカラスタンダード》
キープクリーンドア
ドア色で異なる換気口位置
ドア下部の換気口をなくし、見た目も、お手入れもスマートに。カビの生えにくいパッキンレスドアなので、清潔を保てる。カラーがホワイトの場合は、タテ型の換気口、カラーがグレー・ブラックの場合は、ドアの上部に換気口を設けている。
リフォマガ2020年6月号掲載
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