土間&ガレージ&ウッドデッキのアイデア~ルーフバルコニーをこだわりのアウトドアリビングに

あったらうれしい!土間&ガレージ&ウッドデッキのアイデア

趣味を楽しんだり、くつろいだり、さまざまなシーンで活用できる土間、ガレージ、ウッドデッキ。暮らしが豊かに、もっと便利になるリフォームアイデアを紹介。



ルーフバルコニーをこだわりのアウトドアリビングに

ガーデンハーツ(神奈川県横浜市)井藤峻太さん

無機質だったルーフバルコニーにウッドデッキを施工し、広々とした理想のアウトドアリビングが完成しました。「日除け」「夜も楽しめるような照明」「風が強い地域なので、風を和らげるフェンス」という要望をかなえるプランをご提案。30㎡を超える広いバルコニーでしたので、ただ単にデッキを施工するだけではなく、高低差をつけバーライトを取り入れたり、床材にタイルを採用するなど、単調にならないようデザインしました。



読書や食事を楽しめる広くて開放的なウッドデッキ

ゆったりとした空間にテーブルやイスを置いた食事スペースと、パーゴラ設置しソファを置いた本格的なくつろぎスペースが完成。手入れが楽でデザイン性にすぐれた人工ラタンの家具でコーディネート。周囲には風よけになるウッドフェンスも設けた。



便利な収納付のシンク

パーゴラ横にシンクを設置(下部は収納)。シンク横の棚は、ソファ側からの視線隠しにも。シンク下の床は、保水機能があり、手入れしやすいTOTOの「MTシリーズ100清涼バーセア」を採用。躯体にはビスを打つことができないため、タイル下にもデッキを施工し、そこに打ち付けて固定。タイルは空間のよいアクセントにもなっている。夏は打ち水をすれば、より快適に。



こだわりの照明で夜を演出

ルーフバルコニーの広さを生かし、照明をふんだんに設け、昼と夜で違った雰囲気を楽しめる空間に。デッキに段差をつけてLEDバーを施工。壁の上部、パーゴラ下とシンクの手元を照らす位置にスポットライトを2つ設けた。デッキには埋め込みLED照明も設置。日が沈むとフェンスに美しい扇型の光が現れる。



【ウッドデッキプランのポイント】

多くの施工経験から、できないことはできないとはっきり伝えることが重要だと考えています。屋外なので、不具合があるような工事をしてしまうと大変危険です。お客様がなぜウッドデッキを求めているかをしっかり把握し、可能な範囲でご要望に沿えるデザインをプランニングするよう心がけています。



リフォマガ2022年7月号掲載



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