あったらうれしい!土間&ガレージ&ウッドデッキのアイデア
趣味を楽しんだり、くつろいだり、さまざまなシーンで活用できる土間、ガレージ、ウッドデッキ。暮らしが豊かに
生活動線を考慮した、明るく風通しのよい玄関土間
阪急阪神不動産(大阪府大阪市)多田健佑さん
子ども用の自転車やアウトドア用品も汚れを気にすることなく、帰宅後すぐに収納することができる土間スペースを設けました。直接クローゼットにもアクセスできるよう、使い勝手のよい動線も考慮。土間は、便利さだけではなく、玄関と廊下の空間に光と風をもたらすスペースにもなっています。
ウォークインクローゼットに直結。デザイン性も重視
ウォークインクローゼットを隣接させ、外出の際の効率的な動線を実現。靴収納は、玄関のインテリアに合わせたシンプルなオープンのシューズ棚を造作。棚上には雨具などを一時的にかけたり、棚を隠したいときにカーテンを付けられるようにポールを設置。モルタル仕上げの三和土は必ずクラックが入る点をあらかじめ説明し、水の浸透や汚れ防止のために、表面に質感を損なわない塗料でコーティングした。
▲洗面室、玄関土間につながる便利なウォークインクローゼット
▲窓があるので、明るく、風がよく通る。自転車やアウトドアグッズもゆったり収納
土間のアクセント/杉材の「飛び板」
土間は複数の動線が発生し、上足と下足ゾーンも入り混じる。当初は飛び“石”の案もあったが、部屋で随所に使われている、肌ざわりと香りのよい屋久島の地杉(間伐材)の端材を利用して飛び“板”として提案。飛び板は固定せず底面に滑り止めが取り付けてあるだけなので、動かすのも楽々。動線の変更にも簡単に対応できる。
リフォマガ2022年7月号掲載
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