子どもでも分かる設備建材～照明～

多種多様で仕組みが難解な設備・建材について、5才の女の子リノちゃんがリフォーム商材に詳しいロボ助に教わるシリーズ企画。お客様に商材について詳しく説明出来るようになろう。

照明について

照明は明るさを確保するために必要なものだよね。近頃は「明るくする」だけじゃなく、「照明で暮らしを豊かにする」という考え方も増えてきたよ。照明を変えることで過ごしやすい部屋をつくれるんだ。

直接照明と間接照明

【直接照明（全体照明／主照明）】

●人や物を直接照らす

●手元、足元まで明るい

○活動モード、目覚め

×入眠には向かない

【間接照明（部分照明／補助照明）】

●天井や壁を照らし反射させる

●空間を包むようなやさしい光

○リラックス効果

×暗く感じることも

照明器具のいろいろ

【シーリングライト】

天井に直接取り付ける

●室内を均一に照らす

●メイン照明に

【ペンダントライト】

天井から吊り下げる

●限定的な範囲を照らす

●テーブルの上などに

【ダウンライト】

天井に埋め込む小型照明

●天井がすっきり

●局部を照らすものと全体を照らすものがある

【ブラケットライト】

壁に取り付ける

●部屋のアクセントに

●玄関や廊下にも

【スポットライト】

ピンポイントで対象物を照らす

●照らす方向を変えられる

●手元を照らすことも

【フットライト】

足元を照らす

●安全確保のための照明

●廊下やベッドサイドに

照明の組み合わせ

【一室一灯照明】

○ 部屋全体が明るい

○ 器具の購入はひとつだけ

○ 部屋の中央につければよい

○スイッチがひとつでいい

× 部屋にメリハリがない

× 明るさの調整ができない

× リラックスタイムにはまぶしすぎる

【一室多灯照明】

○部屋に陰影ができる

○ 雰囲気がよくなる

○ 必要に応じて、明るさを調整できる

○ 省エネになる

× 複数の器具を購入しなければならない

× 設置場所に迷う

× 複数のスイッチを操作する

リフォマガ2021年9月号掲載