リビングをアイアン枠のガラス壁で仕切ったワークスペース

テレワークを快適に!

ワークスペースのアイデア

仕事やライフスタイル、間取りに合わせた機能的で快適なワークスペースリフォームの事例を紹介する。


《Case1》

リビングをアイアン枠のガラス壁で仕切ったワークスペース

マンションのスケルトンリフォームで広くなったLDKの一角を、4.4畳のワークスペースに。リビングとの仕切りをアイアン枠とガラスの壁にすることで、プライベート感を保ちながらも、圧迫感なく、インテリアにも馴染んだスペースになっている。

「快適性のみならず、部屋全体の統一感や、素材の選定にもこだわりました。そのため、建具枠や巾木をなくしたり、削ぎ落としたりした空間となっているので、より丁寧な施工を心掛けました」(比嘉さん)


家族構成と職業をていねいにヒアリング

お客様の家族構成によって、ワークスペースに必要な要素が変わってきます。例えば、お子様がいる家庭であれば、声や音を遮断できるような個室を提案するなど、家族構成やご家族の状況をしっかりヒアリングしています。また、職業によって仕事に必要な物が違いますので、パソコンの大きさやプリンターなどの周辺機器の有無、書籍などの量などについても細かくヒアリングすることも大切です。

ワークスペース空間はいわゆる「基地」のようなプライベート空間になると思います。心地よい空間を提案するためには、設計士と密に連携してプランを組むと失敗がありません。


リビングに溶け込むデザイン

ガラスで仕切ることで、限られた空間の狭さを感じずに、プライベート感も十分に保つことができる。


出入口もガラスの引き戸

出入口も、デザインを壁と合わせたガラスの片引き戸タイプに。


解放感のある明るいワークスペース

ワークスペースから見たリビング。リビングからの陽射しが入り、明るく、開放感がある。


こだわりのアイアンの本棚とオーダーメイド家具

壁付け本棚の素材は、仕切り壁と同じアイアン。デスクや収納家具は、間取りや使い勝手に合わせてオーダーメイド。家具のデザインもコーディネートすることで、空間の統一感もアップ。

「センスのいいインテリアは非日常を演出してくれます。生活感を感じさせないのも、居心地がよいです」と、施主から喜ばれている。


家具を床から浮かせ空間を広く見せる

デスク横のオーダーメイドの大容量の収納。床から浮かせ、奥行を感じさせることで空間を広く見せることができる。



お話をうかがったのは…

▲マイリノbyグローバルベイス(東京都渋谷区)ワンストップ事業部部長 比嘉隆二郎さん

 

 

リフォマガ2020年9月号掲載


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