レトロなテイストが映える小上がりのデスクスペース

テレワークを快適に!

ワークスペースのアイデア

仕事やライフスタイル、間取りに合わせた機能的で快適なワークスペースリフォームの事例を紹介する。



《Case6》

レトロなテイストが映える小上がりのデスクスペース

家族が共有できるようリビングの中心に小上がりを設け、一部をデスクスペースに。何人同時に使用したいか、PC(ノートか、デスクトップか)は使用するか、本棚など他にデスク周りに必要なものはあるかなど、お施主様の持つイメージをしっかりとヒアリングして、デスクのサイズやスペースを提案。モデムなど、PC使用に必要な周辺機器用に4口コンセントも設置した。

また、家族とのつながりを感じつつ、完全にオープンにならないよう、構造上解体できないマンションの躯体壁側にデスクの位置を持ってくることで、リビングから少し目線を切れるように工夫した。



使用頻度や作業内容で広さや位置を提案

お客様ごとに求めるワークスペースやデスクスペースが異なるので、理想をしっかりとヒアリングする必要があります。例えば、使用頻度やどういう作業をされるのかまできちんと確認し、その方に合ったスペースの広さや位置などをご提案しています。



家族の身長を考慮して使いやすい高さに

小上がりの床に座った時に、デスクの天板高さが使いやすい位置になるよう、家族の身長を考慮して、足の出し入れがしやすい寸法にプランニング。今はまだ小さいお子様が、将来、家族に見守られながらリビング学習もできる仕様になっている。

A:デザインと位置にこだわった壁付け照明

手元が暗くならず、見やすくなるよう位置を注意して、インテリアの雰囲気に合った壁付け照明を取り付けた。

B:ディスプレイを楽しむ

かしこまった雰囲気にならないように、有孔ボードを取り付け、ディスプレイも楽しめる遊び心もプラス。



広く見せる室内窓と統一感のあるデスク周りのインテリア

古材を生かしたレトロな雰囲気の家のイメージに統一感をもたせるために、デスクやデスク上の棚にも杉の足場板を使用。また、リビングと小上がりの間の天井に大きな躯体梁があり、小上がり全面を壁にしてしまうと圧迫感が出て狭く見えてしまうので、奥行きを感じられるように室内窓も設けた。



小上がり下のスペースに絵本をディスプレイ収納

小上がり下を有効活用して、お子様のお気に入りの絵本を飾りながら収納できるスペースを設けた。他は、引出し式の収納とワゴン式の収納になっており、リビングで使うブランケット、衣類なども収納している。



お話をうかがったのは…

▲G-FLATリノベーション(兵庫県神戸市)筋 千歩子さん



リフォマガ2020年9月号掲載



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