収納力が高く、デザイン性も向上
「洗面化粧台」には、大きく分けてカウンタータイプと洗面器一体タイプがあります。カウンタータイプは、自由度が高く、間口ぴったりに収めることも可能です。洗面器とカウンターが一体型になっているものと、洗面器をカウンターに取り付けたものがあります。とくにカウンター一体型の商品は、ボウルとの継ぎ目がないため、掃除がしやすいので人気が高まっています。洗面器一体タイプは、キャビネットと洗面器が一体になったタイプで部屋の間口が狭くスペースがないときなどにも適しています。ユニットになっているため、施工に要する時間が短いという利点もあります。
収納扉は「開き扉」タイプが主流でしたが、より収納性の高い「引き出し」タイプが人気となり、家具調のデザインも増えてきています。さらに、足元にヘルスメーターの収納スペースが設けられるようになるなど、生活スタイルに合わせ、年々改良が進んできています。
商品選びのポイント
使い勝手と収納力、清掃性の高さ
お湯を使用しますので、鏡に曇り止めの加工がされているかはポイントです。また、収納力もチェックが必要です。単に収納量の多さだけでなく、ちょっとした小物を収納できる引き出しなど、機能性が高いものを選ぶとよいでしょう。
ボウルはどうしても水アカなどで汚れやすいため、水がたまりにくい構造か確認が必要です。また、洗面ボウルが陶器製のものは、ビンなど硬いものを落すと割れることがありますので、その点も考慮しましょう。水栓の根元に水アカなどの汚れが付かない壁出しシャワー水栓が人気です。
1分間で理解する洗面化粧台
チェック1 洗面化粧台の種類(タイプ)
チェック2 洗面化粧台選びのポイント
トレンド
お洒落でこだわり感のある洗面化粧台を造作すると、細かな寸法に合わせてスペースも有効活用できます。デザイン性を重視するだけでなく、水ハネ対策や照明計画など、日々の使い勝手に問題ないか配慮することも大切なポイントです。
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