仕事を楽しむ意識を高め
月間売上げ1.3倍に
▲山商リフォームサービス(本社・東京都足立区)町田店 ディレクター 佐々木竜一さん
大阪出身で上京後に牛乳販売の営業マンになり、不動産会社や水道工事店などの勤務を経て、2012年4月に36歳で山商リフォームサービスに入社。現在8年目の42歳。「お客様に直接会える仕事をしたいと思っていて様々な営業職を経験しました。3年ほどは知識不足で苦労したけど、リフォーム会社が一番しっくりときました」。
より提案力を高めて大型案件受注を目指す
山商リフォームサービス町田店に入社して8年目、現在2番手のディレクターとして活躍する佐々木竜一さん。36歳で異業種からの転職で、「はじめは現場で怒られてばかり。だけど、年下の店長や次長が根気良く教えてくれた。先輩に恵まれました」。
リフォームの感覚がつかめてきて説得力が生まれたのか、3年を過ぎた頃に徐々に成績が上がり始めた。特に今年は1000万円超えの案件を扱うことが増え、昨年の月の売上が700万円だったのに対し、今年は月900万円で推移している。
佐々木さんは月に5〜8件の見積もりをするが、案件が大きくなるとデスクワークの作業量も一気に増える。こなさなければならない物量が多くて、現場に行きたいけど行けない時も。けれどキツイからといって”やらされている感”は持ちたくない。そこで始めたのが、パースのような立体的な絵を描いてキッチンなどをメーカーに発注することだった。「もともと絵を描くことが好きで、文字での発注から絵にしたら作業を楽しめるようになったんです」(佐々木さん)。
そんな自分の中で仕事を楽しむポイントをつくったら、楽しそうな雰囲気が伝わるのか、顧客に「天職だね」と言われることが増えたのだという。
今は自らが後輩を指導する責任ある立場になり、「山商」という看板を背負って、その名前で仕事をしているという意識も高まった。デスク回りは常に整えておき、備品も大切に扱う。店舗の表からは絶対に入らずに裏口から入ることも徹底している。「逆にお客様にはシャッターを開けて、必ず表から入っていただきます」
全社60名ほどの営業マンの中でも成績は上位に位置するが、5番以内に入るのが目標だ。「今の得意の価格帯は500〜800万円だけど、1000万円台もしっかりと取れるように知識を増やして提案力を高めていきたいです」。そして、いかに顧客に喜んでもらえるか、職人さんに気持ち良く仕事をしてもらえるかを考え、自分自身も仕事を楽しんでいきたいという佐々木さんだ。
ひと手間を惜しまないことが仕事をスムーズに進める
▲「打ち合せ確認書」はカーボン紙を挟んで写しを取って渡す。
▲打ち合わせ時のちょっとしたメモにもイラスト。これよりも描き込んだものをメーカー発注時には渡している。
0コメント