2019年 急成長したリフォーム営業~02 積水ハウスリフォーム東日本 若林直子さん~

現場に日参する丁寧な接客でリピーターからの大型受注が相次ぐ


積水ハウスリフォーム東日本(本社・東京都新宿区)東京西営業所
リフォームアドバイザー 若林直子さん

インテリアを扱う商社の営業や、ゼネコンのマンション入居前の部屋の設計変更担当などを経て、2010年4月に積水ハウスリフォーム東日本に入社し、今年で9年目を迎えた。「いろんな方がいて建物も全て違う。大変だけど顧客の喜ぶ顔が見られるのが醍醐味です。日々があっという間に過ぎて、これまでの仕事で一番長く勤めています」。



10年後、20年後を見据え時間をかけて提案する

積水ハウスのオーナー宅だけを扱う積水ハウスリフォームが、2010年に事業拡大した際に中途入社した若林直子さん。それまでにインテリア商材を取り扱い、マンションの設計変更を担当していたとはいえ、リフォーム業界はわからないことだらけ。「同じ中途入社のベテランの女性社員が多く色々と教えてもらい、試用期間の成績を無事クリアできました」。丁寧な接客を日々積み重ねてリピーターを増やし、今年は月の売り上げが900万円を超えた。

若林さんは決して押しつけがましくないように、10年後、20年後を見据えて時間をかけてリフォームを提案する。積水ハウスの家は丈夫で、築年数が経っても外観は美しく保たれていることが多い。「基本的に、キッチンやお風呂などの設備もまだまだ使えます。だけど、替えたらどれだけ快適になるかを伝え、リフォーム後の暮らしを描いてみせます」。

また、築20年以上の家は断熱性能が今より低いため、今年は全社的に断熱工事を推奨するキャンペーンを行った。わかりやすい工事ではないが、その必要性・快適性を語って着実に受注することができたという。

「小さい工事でも、養生などをしっかりとして品質を保って管理・施工し、よくやってくれたというのが、数年後に”おまけ”のように大型のリノベーションになったりします。入社3年目ぐらいでたまたま大型案件が取れたりしましたが、今は自分で育てて取れたという実感があります」。

結果をすぐに求めずに、これからも時間をかけて1つ1つの案件に対峙していきたいという若林さん。来年の目標は前年度クリア+大型案件の受注だ。

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