システム収納を活用したテレビボードでリビングの印象をアップさせる
テレビボード ポイントはこれ!
◆テレビまわりの収納量を決める
システム収納のテレビボードは、計画的に収納を取り入れられる点が魅力。ロータイプ、ハイタイプ、コーナータイプなどがある。ロータイプは、収納は少ないが部屋を広く見せる。ハイタイプなら壁面を有効に使い大容量の収納を確保できる。コーナータイプは部屋を効率的に使える。
◆地震に強い壁面固定
壁や床に固定する造り付けのシステム収納は地震対策にもなる。壁面への固定だけでなく、ユニット同士もしっかりとネジで固定し倒れにくい構造だ。耐震ラッチ、強化ガラスなど耐震機能がしっかりしたものを選べば、より安心できる。
◆配線を計画的に
テレビまわりの電気配線をすっきりと納められるのもテレビボードのメリット。ビデオ、ゲーム機、オーディオ機器などのコードを隠して収納できる。必要に応じて棚にコンセントを配置したり、携帯電話などの充電コーナーを作ると便利だ。
●テレビは視線を下に向ける高さが観やすい
テレビを観るスタイルにあわせて、テレビを配置する高さを決めるとよい。
▲ソファに座って観るならテレビの位置は少し高めに
▲床に座って観るケースでは低い台を選ぶ
写真提供/大建工業
●テレビまわりにあると便利なものを収納
▲携帯電話などの小物家電の充電コーナー
▲DVDやゲームのソフトなどを収納できる引き出し
写真提供/パナソニック
【提案のひと工夫】
e-life 三和商事(兵庫県豊岡市)プランナー 森本亜希子さん
押し入れがテレビボードに変身
築年数が経ったお宅では、大抵部屋のコーナーにテレビスペースが設けられています。大型のテレビを部屋の中心に置きたくてもスペースに困ることもありますが、腰窓を外して造作のテレビボードを設置してもよいと思います。両サイドにスリット窓を入れるとすっきりとまとまる上、収納も充実します。視点を変えると他にもテレビボードを置く場所があるものです。写真は、押し入れを改造したものです。押入れの一間の幅は、テレビボードを設置するにはちょうど良いスペースです。
《ビフォー》
《アフター》
▲押入れを取り払ってテレビボードにリフォーム
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