かつては1回の洗浄水量が20ℓ必要だったトイレは、節水化が大幅に進み、少ないもので4ℓ以下を実現している。
節水トイレ ポイントはこれ!
◆すべてのメーカーで6ℓ以下を実現
1995年にパナソニックから6ℓの節水トイレが発売されて以降、徐々に節水化が進み、現在では各メーカーとも6ℓ以下を実現している。少ないものでは大洗浄3.8ℓ、小洗浄3.0ℓのものも登場している。
◆1年間で水道代を1万円以上節約
メーカーの試算によると、1回あたり13ℓ必要だった15年前の便器を節水トイレ(6ℓ~3.8ℓ)に替えると、4人家族の場合で年間12,000円~15,000円の水道代を節約できる。
◆渦を巻く水流でしっかり流す
従来はフチ裏の多数の穴から水を下向きに出していたため、汚物や紙を流すのにたくさんの水が必要だった。節水トイレは便器内にぐるぐると渦を巻くような水流で洗浄するタイプが主流。少ない水でしっかり洗浄できる。
◆汚れが付きにくい工夫も
さらに、便器の表面を滑らかにして流れやすくしたり、汚れを付きにくくするなどの工夫により節水が可能となっている。
【提案の一工夫】
TOKAI(静岡支店)宮城かおりさん
「節水」に興味を示すのはご主人が多い
私がこれまで担当させていただいたお客様の場合、「節水」のことについて質問されるのはほとんどご主人。奥様方はどちらかというと「清掃性」のほうにご興味があるようです。
「節水」については、メカニズム的な質問にまで及ぶことも多く、そのため男性の方は興味を持たれるのかもしれません。
こちらも単に「節水になる」ではなく、メーカーごとに違う特徴を掴んで「だから水が少なくて済む」という説明をしないとご理解いただけないかと思います。
そのためにも、モデルチェンジをした商品の情報があればカタログで細かいところまでチェックするなど、質問に答えられるように心がけています。……が、やはりショールームにお客様をお連れして、商品を見て、触っていただくのが一番。ショールームにはアドバイザーの方がいらっしゃるのでメカニズム的な質問にも対応していただけて、私も一緒に勉強させていただいています。
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