新しいシャワーは大幅な節水を実現しつつ、心地よさも追求。入浴スタイルに合わせて様々な水流が楽しめる。
浴室シャワー選び ポイントはこれ!
◆家庭で最も水を使う場所は「浴室」
家庭で使用する水の4割は浴室。たくさんの湯水を使う浴室は、リフォームによる節水の効果が現れやすい場所だ。 最近のシャワーは節水タイプが主流に。少ない水でも勢いが弱くならないよう様々な工夫が施されている。
◆節水タイプなら水量が半分に
主なメーカーの節水シャワーは、従来の35%程度の節水が可能となっている。手元で止水できるボタン付きなら、さらに13%程度(合計48%)の節水が可能だ。
◆多彩な水流が楽しめる
空気を含んだ肌当たりの良い水流や、マッサージ効果のある強い吐水など、用途や好みに合わせて水流を切り替えられるタイプもある。
◆オーバーヘッドシャワーも人気
全身を包むような水流が楽しめるオーバーヘッドシャワーも登場。既存のシャワー金具に簡単に後付けできるタイプもある。
各社の節水シャワーを比較
【提案のひと工夫】
トマト(北海道苫小牧市)永浦善大執行役員
水圧に注意し快適なシャワータイムを提供
施工時には、必ず水圧とボイラーの状況を確認しています。特に水圧は大きなクレームになることが多いので注意しています。地域柄、凍結防止に水拭き栓は欠かせませんが、老朽化していると穴が細くなり水圧に問題が出てくるので、「水圧はどうですか」とお客様に確認して必要があれば水抜き栓の交換もします。特に大口径のシャワーにすると水圧が落ちてしまう場合もあり要注意です。人によって快適なシャワーの水圧も違いますし、シャワーを変えるとお客さんの感覚も変わってくるので「なんか前と違う」ということになってしまいがちです。浴室は主にユニットバス交換の依頼が多いですが、量販店のように「取り換えればいい」だけではなく、以上の点をご提案し、わが社ならではの差別化を図っています。
水栓選びでは、節水や清掃性、デザイン性に配慮しながら、ご提案しています。お客様が重視するポイントで一番ご要望が多いのは節水です。お湯の出方を変えて節水できるTOTOの商品や、節水にも通じるワンタッチで片手でお湯を止められるタイプが人気で、定番になりつつあります。
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