【設備・建材基礎知識】安全で快適汚れにくいバスの床

滑りやすい、冷たい、汚れが取れない…。そんな浴室の床の悩みを解決するには?


バス床の選び方 ポイントはこれ!

◆滑りにくい床で安全第一

床が滑りやすいと、転倒して大けがにつながることも。多くのユニットバスは、床の表面に微細な凹凸を設け、滑りにくくなっている。万が一転んでもクッション性に優れたタイプなら比較的安全。膝をついても痛くないので介助にも便利。


◆ヒヤッとしない床でヒートショックを防止

冬場、冷たい床に素足で触れると不快なだけでなく、ヒートショックの原因にもなる。床に発泡ウレタンなどの断熱材を使用したものなら、冬場でもヒヤッとしない。さらに温水シャワーや床暖房などを使って床を温めるタイプもある。


◆汚れにくく、掃除しやすいもの

脂を弾く「撥油性」や、汚れを水で浮かせる「親水性」を施したタイプなら汚れにくい。すぐ乾く床ならヌメリも発生しにくい。また、汚れにくさに加え、掃除のしやすさもポイント。溝が浅ければスポンジが奥まで届き、軽い力で汚れが落とせる。


【おすすめの浴室床材】TOTOの『ほっカラリ床』

ロビン(岐阜県高山市)経営管理本部 金森恵里佳さん

いつもおすすめさせていただいているのはTOTOのほっカラリ床です。TOTOのお風呂の最大の特徴であるやわらかい床は他メーカーにはなく、お風呂マットが不要で清掃しやすいことやお子様やおじいちゃん、おばあちゃんの入浴も安心できることがおすすめの理由です。やわらかいがゆえ、傷つきやすいのではとお客様が不安がられることもありますので、表面がやわらかいのではなく、その下の断熱クッション層の効果でやわらかいことをお伝えするように気をつけています。また、床のパターンと色を選ぶ時も、汚れを目立たせたくない方には濃すぎない色や石目調をおすすめしたり、壁やカウンター、浴槽など他の色とのバランスも考えて提案するよう心がけています。


【床の悩みを解決する機能いろいろ】

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