人気プランナーに学ぶ収納リフォームアイデア一問一答
施主から言われる「お願いあるある」を人気プランナーが解決。今回は収納リフォーム編。優れたアイデアを提案にいかそう。
Q 子どもが自分で身支度できる間取りって?
A 洗面脱衣室のそばに専用収納を作る
NIGI一級建築士事務所(大阪府枚方市)和田さや子さん
1階の洗面脱衣室近くに、「身支度準備はここだけで完結」できる場所を設けることをおすすめします。洗面脱衣室は手洗いやお風呂の時に必ず立ち寄りますし、親の目も届きやすい場所だからです。
洗面脱衣室そばにファミリークローゼットを作ることができれば良いですが、予算やスペースの問題で難しい場合が多いです。そんな時は、洗面脱衣室で最低限必要なものをヒアリングし、分量にあった収納を作りましょう。
「シンデレラフィット」をつくるには
収納サイズは、中で使うケースの大きさに合わせて設計する。施主には収納の中をどのように使うかまでヒアリングして、「どうしても使いたいケースはありますか?」と質問する。内寸が幅750~800mmなら、幅250×奥行き320mmの無印良品のケースが3つシンデレラフィットする。
1つのケースに入れるのは1種類
保育園に行く準備をさせたいなら、必要なTシャツ、タオル、肌着、ズボンを1カ所にまとめておく。大切なのは、ひとつのケースにタオルならタオルだけと1種類のものを入れること。シンプルにすると、子どもが自分で取り出しやすい仕組み作りができる。ケースで色分けをするのもよい。
リフォマガ2023年9月号掲載
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