女性の「買いたい」を引き出す魔法の営業トークChapter10-3

【好評連載! 女性の「買いたい」を引き出す魔法の営業トーク】

購入の決定権を握り、口コミが得意、リピーターになりやすい…という特性がありながら、マニュアルトークが響かないという手強い存在でもある「女性」。今回は女性の心を掴むあなただけトークを前回に続き紹介。

同文舘出版より『女性の「買いたい」を引き出す魔法の営業トーク』が好評発売中!

「○○さんに喜んでいただけるように、頑張りますね!」

▼「私のため」がうれしい

私が住宅リフォームの営業をしている時、女性客によく言われたのが、「営業マンって、契約するまでは頻繁に通ってきて、契約した途端に違う担当者にバトンタッチしてまったく来なくなる」という不満です。

営業マンは契約を取るまでが仕事なのかもしれませんが、女性客はそれを嫌がります。だから、言葉や表情に出して伝えて欲しいのです。「実は私の担当はここまでになりますが、完成後に○○さんに喜んでいただけるようにきちんと引き継ぎますので、どうかご安心ください。○○さんのために最後まで頑張ります」と女性客を安心させてください。女性客は自分がその他大勢のお客のひとりであることをわかっている上でも「私のため」と特別扱いされるとうれしいのです。


「○○さん、いつもおっしゃってますよね」

▼以前の会話を覚えてくれているとテンションアップ

「○○さん、いつもおっしゃってますよね」という言葉は、女性にとってとてもうれしいものです。女性は基本的に「おしゃべり」なので、いろいろなことを話します。

例えば何度も同じことを聞かれたらどう思うでしょう?「え〜、また?前にも話したんだけど」とがっかりします。よく売る営業マンは、お客様のことをよく観察して、覚えています。記憶力に自信がない人は個人情報カードに話したことを簡単にメモして、次に会う時に見直せばいいのです。売れる営業マンになるために、あれもこれもできないとだめだと考えるのではなく、自分の得意なところを伸ばして、不得意なところは何かで補えばいいと考えると、気持ちが楽になりますよ。

いかがでしたか?ぜひご自身の営業に役立ててくださいね♪
次回は女性から「この人から買いたい」と思わせる「実は私はトーク」をご紹介!お楽しみに!

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