【設備・建材基礎知識】取り合いから装飾にも使える 見切り材の活用

空間の引き立て役になる見切り材

床材や壁材といった仕上げ材を素材や柄が異なるもので納める場合、ジョイント部が美しく納まらなかったり、段差ができてしまったりする。そこで必要になるのが見切り材と呼ばれる部材だ。壁材や床材の色や柄に合ったものを選ぶことで空間がすっきりとし、見切り材が住まいの引き立て役となってくれる。

壁に設ける場合は「壁見切り」、床に設ける場合は「床見切り」、また壁と天井を取り合い部に設ける場合は「廻り縁」、壁と床に設ける場合は「幅木」等と取り付け箇所によって呼び方が異なる。

見切り材には取り合い部を綺麗に納めるだけでなく、様々な活用方法がある。例えば部分張替。トイレは、床に近い方のクロスがどうしても先に汚れてしまう。クロスを張り替える際上下に見切り材を入れておけば、次回張替の際は下の方のクロス交換だけで済む。異なる色柄の壁紙で張り替えれば空間もセンスアップする。最近では、見切り材の色・柄・形状が豊富で、装飾部材としての役割を果たすタイプもある。見切り材選びにこだわれば、ワンランク上の提案が可能だ。

【おすすめ見切り材】

ー装飾見切り/LIXIL

建具と合わせた床見切り縁等は樹脂製のものが多く、野暮ったくなりやすく、また割れることもあります。

この見切り材なら、見えがかりも小さく、床の貼りわけがさりげなく行え、デザインも際立ちます。ステンレス製のため、シャープな印象を出せますが、反面素足で触れると冷たい点はお客様にお伝えするようにしています。


【見切り材活用のポイント】

◆ジョイント部を美しく見せ僅かの段差を解消してくれる

◆取り付け箇所によって呼ばれ方が異なる

◆建材の色や柄に合わせれば空間がすっきりと納まる

◆内装デザインの一部になる見切りアイテムも


【色々な箇所で役割を果たす見切り材】

ー壁紙の張り分けに

トイレや寝室などの壁紙を上下で張り分けたり、壁や廊下の出隅部分で張り分けたりする際にも見切り材を使用。汚れやすいトイレの床に近い下側の壁、一部分だけ取り換えたい箇所等に見切りを入れておくと後々に手軽に交換できる。

写真提供/シンコール


ー異なる床材の張り分けに

異なるフローリング材を張り分ける際や、タイルとフローリングといった異なる種類の建材を張り分ける際、取り合い部に設ける。タイルとフローリングの見切りを入れる際はタイルの色や目地の色に合わせるとすっきりと納まる。

写真提供/大建工業


ー見切り兼装飾になるアイテムも

シンコールが発売する見切り材『クイックジョイナー』は、壁紙を張り分ける際、ジョイント部分を美しく見せるだけでなく、個性的な壁紙へとグレードアップしてくれる。木目調や、ピンク、グリーン等が選べるシート仕上げタイプや、金・銀・パールなど華やかさを演出する塗装仕上げタイプなど色・柄のバリエーションが豊富だ。

写真提供/シンコール


【プロの視点】階段のクロス張替は見切り材を使って賢く張り分ける

1階の廊下や階段のクロスだけを張り替えたい場合、2階部分も必然的に張替が必要になると思いがちだ。そんな時は2階につながる階段の壁に見切り材を使えば、2階に続く階段や廊下まで全てを張り替える必要がなく、コストを抑えながら且つ見栄えよく内装を仕上げることができる。こうした提案ができると顧客にも喜ばれ、知識がなく2階まで全てクロス張替提案したライバル他社と差を付けられる。

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