【設備・建材基礎知識】目立たない存在だが、大きな役目を持つ 幅木の種類

「幅木って必要ですか?」


施主との打ち合わせ時に、 「幅木って何ですか」 「必要ですか」 と聞かれることがあるくらい、幅木は目立たない存在だ。だが、機能的にも必要不可欠であり、またインテリアのイメージを大きく変えるアイテムでもある。

以前はインテリアのアクセントとして意匠性の高い幅木を使うことも多かったが、近年は目立たずスッキリと収める傾向にある。目立たせない方法として、壁より引っ込ませる「入り幅木」もあるが、「入り幅木」 は工事の手間がかかることもあり、例が少ない。一般的に使われている「出幅木」では、スッキリと収めるために、高さや厚みを抑えた商品も増えている。そんな最近の傾向を踏まえながら、今回は幅木の種類や選び方のポイントについてまとめてみよう。

【知っ得マメ知識】幅木って何の為にあるの?

壁と床の取り合い部をすっきり見せる

 壁と床の取り合い部に設ける部材・幅木は、取り合い部の隙間をふさぎ綺麗に見せるなど、見切り材の役割を果たします。また、靴や物が当たった時の衝撃を弱める役割もあり、そのため幅木の素材はある程度、強度があり、弾力性のあるものを使用します。

 床と壁が接する箇所に幅木を施すことで、空間をすっきり見せる効果もあります。壁材との色のコーディネートを考えたり、スリムタイプを選んだりすることで、さらに室内をスタイリッシュに仕上げることができます。



幅木選びのポイント!


◆厚みがある幅木を採用する時は建具枠や造作材から幅木の木口がはみ出さないかを確認する。

◆ソフト幅木は水回りによく使用されるが、内装業者しか入らない工事の場合やマンション工事の場合、またコストを抑える場合など、水回り以外で使用することも多い。

◆木幅木の場合は床の不陸を調整する必要があれば不陸調整用幅木を。ソフト幅木は床材や施工方法によりR付きRなしを選択する。

◆幅木を壁合わせでホワイト系にする場合は、ワックスがけでつく汚れを防ぐためにもワックス不要の床材を選ぶと安心。



幅木の色で部屋のイメージが変わる

幅木の色を床と同一にしないコーディネートが増えている。幅木を壁合わせ、あるいは建具合わせにすると部屋のイメージが大きく変わる。(写真提供 大建工業)

目立たないところで役目を果たす幅木

困ったときはこれ!

「幅木が壁から外せない先付け幅木だった」「建具枠から幅木の木口がはみ出した」「コーナー部分の幅木がずれる」などのリフォームにつきものの「困った!」時に役に立つアイテムを紹介。

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