浴室リフォームに付随して発生する給湯器交換の取り付けに関してポイントをお伝えする。
写真提供:パーパス
給湯器の交換で確認すること
給湯器を交換する際は、まず給湯器の本体に貼られているラベルから、現在の設置場所や設置方法、都市ガスかプロパンガスかなどガス種を調べられる。まだ慣れないうちは、最低限の情報を入手するように心掛けよう。
追い焚き機能を付けられない場合
マンションで追い焚き機能の付いた給湯器に交換する場合、新たにマンションの躯体に穴を開け配管工事をしなければならないケースがある。これは管理規約で禁止されていることが殆どなので、追い焚き機能を諦めなければならない。
浴槽が2穴の場合は要注意
在来浴室で、既存の浴槽に排水口以外に穴が2つ空いている場合は要注意。
この場合、給湯器が浴室隣接型と呼ばれ自然循環タイプの給湯器が使われており、新しく設置するシステムバスの浴槽には設置することができない。そのため、2穴タイプの給湯器の場合は新しく1穴タイプ(強制循環タイプ)に交換しなければならない。
また2穴タイプの給湯器はそろそろ交換時期を迎えるタイプもあるので、顧客にはその旨を伝え交換を勧めるのがベター。
上記のように、しっかりと情報収集した上で、丁寧に作業していこう。
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