外壁塗装営業⑦ 外壁の4大劣化症状

外壁塗装の提案時に最低現必要な基礎知識から現場調査のノウハウ、色選びからトラブル・クレーム防止のポイントまでをお伝えする。
今回は外壁の劣化について紹介しよう。


劣化の症状は立地条件や環境によって様々

外壁塗装は建物の寿命を左右し、資産価値の向上にも繋がるとても難易度の高いリフォームだ。劣化状況をしっかりと確認できるようになろう。
外壁の劣化症状は、艶落ちや変色から始まり、次第にチョーキングやヒビ割れといった症状に繋がる。同じ築年数であっても、立地条件や環境によっても劣化の症状や速度が変わる。雨風や紫外線にさらされたことが劣化要因の他、中には構造上の問題も考えられる。屋根や付帯部の劣化状況もしっかりと確認し、併せて塗り替えや施工修理を提案しよう。


外壁・屋根・付帯部の劣化症状

外壁

艶落ち・変色・チョーキング・ヒビ割れ・剥がれ・膨れ・カビ・コケ・藻など

屋根

コケ・藻・カビ・サビの発生・剥がれ・ヒビ割れなど

付帯部

剥がれ・歪み・サビ・破損・腐食など


外壁の4大劣化症状

ひび割れ(クラック)

髪の毛ほどの幅の細いヒビはヘアクラックと呼ばれ、下塗り剤を刷り込んで補修。幅


チョーキング

指で外壁をなぞり白い粉がつくことを「白亜化現象」や「粉が吹く」という。防水効果の切れ始めで代表的な塗り替えのサイン。


はがれ

塗膜の劣化により付着力が低下しているサイン。剥がれの要因は、下地処理の不足や構造上の問題など様々。


シーリングのやせ・ヒビ

雨風や紫外線などによってシーリングも劣化。塗り替え時に併せて「増し打ち」や「打ち替え」で雨水の浸入を防ぐ。

(写真提供:アマノ建装)


劣化の症状は立地条件や環境によって様々である。

外壁の4大劣化症状を把握して、塗り替えや張替え時期のサインを見逃さないようにしよう。



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