現場のマナー⑨ 職人マナー(4) 工事終了報告は片付けの前に

施主や近隣住民は、リフォーム工事やリフォーム会社ではなく、実際に現場で作業する職人や工事関係者を評価する。職人の教育が必要であると認識し、職人のマナーを徹底しよう。今回は報告・連絡について。


工事終了の報告は片付けの前

ハイブリッドホームの西田さんは、工事完了の連絡は施主宅を出る前、できれば片付けを行なう前にしてくるよう職人に話している。「“終わりました”と連絡してきて、“じゃあすぐに確認に行くから待ってて”と言うと、“いや、もう出ちゃいましたから”と、車の中からイヤホンで電話してくるのです。これでは報告をもらう意味がない。直しがないかの確認なのですから。こちらも回りきれずに、職人さんに“帰っていいよ”というときもたまにはありますが...」(西田さん)。


新人の場合はとくに職人さんの協力が必要

新人の場合はとくに、現場が上手く回るかどうかは“職人さんが協力的になってくれるか”が鍵。ですから、たとえルール上では「(こちらに)報告ください」となっていても、自分から積極的に職人さんにコンタクトしていきましょう。「向こうから連絡してくるべき」という態度では、「じゃあ勝手にやろう」と放り投げてしまう職人さんもたくさんいると思いますよ。(カナジュウ・コーポレーション小林さん)


職人さんからの工事終了の報告は、直しがないかなどの確認も必要なため、片付けの前に連絡してもらおう。任せきりではなく、自分から積極的にコンタクトしていくことも忘れずに。


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