慣れないリフォーム工事の場合は工事や材料等、項目の抜けや忘れなどミスが起こりがち。皆はどうやって防止しているのだろう。
①工程を紙に書き出しイメージする
「複合工事の際はまずはじめに紙に必要な工事を書き出します。それを確認した後にパソコンに打ち込んでいきます。項目が多くなるとその分抜けも出てきがちなので、まずは拾い出しをして見落としがないかを確認します」(アドバンス・水木舞さん)
②記憶が新しいうちに作る
「時間が経つと忘れやすいので記憶が新しい間にたたき台を作ります。正しい表現や単価が分からない段階でも必要と思われる項目は全て打ち込んでおきます。また変更の見積もりを作成する場合は、変更になった項目を変えたり消したりせずに金額のみ消して新たに追加項目として増やしています」(コープ住まいるえひめ・引地伸禎)
③職人・現場監督の経験則を織り交ぜる
「大工工事・左官工事・設備や配管工事のボリューム、電気工事やゴミの量を読み間違えることが多いです。未経験だったり、予測が難しかったりするときは、事前に職人さんや現場監督の経験則も織り交ぜて防止策をとっています」(三春情報センター・内田達也さん)
④素直に謝りましょう
「ミスなんて大したことないと思っています。ごめんなさいで解決です。連発すると駄目ですが。それこそミスをしてしっかりとお詫びをしているにも関わらず怒るような人とは、仕事をしない方が身の為という時も…。だってクレーマー予備軍ですもん。“ごめんなさい”は無料で使える魔法の言葉ですから、それで解決です」(トーシンリフォーム・田中徹正代表)
見積書のミスを防ぐために、工事工程などイメージして書き出すことも有効なようだ。事前に自分なりの対策をきちんとしておこう。
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