現場の段取り⑤ 近隣挨拶をして協力を得よう

着工1週間前からやることとして、施工の概要を細かく伝え当日は近隣の協力を得よう

工事を円滑に進めるため、近隣への事前説明と工事の了承を得ることはとても大切だ。施主にとっては近隣との付き合いは工事後も続くもので、今後の生活のためにも重要なステップだ。「着工前のご近所様への挨拶は特に気を使い、ご迷惑をおかけすること、車両の問題、外壁塗装の工事などは洗濯物を干せない日などもお伝えしています」(某営業マン)

営業マンは、どんな人が近所で暮らしているかは分からない。中には、寝たきりの生活で1日中家の中にいる人、シックハウス症候群を抱えていて塗料の臭いで悪化してしまう人がいるかもしれない。なるべく細かくリフォームの概要を伝え、工事期間中は協力してもらえるような細やかな配慮が大切だ。 

また、1週間前までには工事の詳細について職人と打ち合わせを行なう。現場作業では出来るだけ考える時間をなくすのが効率良く作業を進める秘訣だ。詳細図面や指示書などを揃えよう。


騒音・埃・臭い…etc.
ご近所さんの生活に配慮する

近隣挨拶はどこまですればいい?

近隣挨拶の範囲は、戸建ての場合向かいの家3軒、両隣2件、裏側の家3軒が基本。マンションの場合は挨拶の必要な住戸範囲と時期が規約で決められていることが多いので事前に管理組合に相談しよう。



工事を円滑に進めるため、近隣への事前説明と工事の了承を得えて、近隣住民の方の協力を得よう。


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