収納リフォームのアイデア～子育てに寄り添う収納プラン

スッキリ片付いて使いやすい！収納リフォームのアイデア

理想のライフスタイルを叶える機能的でアイデアあふれる収納リフォームを紹介。

子育てに寄り添う収納プラン

ほしい場所に収納がないこと、収納が使いづらいことがお施主様のお悩みでした。お子様を見守りながらすぐに欲しいものが取り出せたり、片付けたりできるように、そして、共働きの忙しい毎日の家事効率を上げるために、「使う物」を「使う場所」に収納できるようプランニングしました。よく使う家電などはリビングに、使用頻度の低いものや季節物の家電は寝室のWIC内や階段下収納に収めています。

1.　リビングのお子様用オープン収納

お子様の「自分でやりたい」という意識を育くむために、子供が自分で片付けや身支度をしやすくなる収納を提案。親も見守りやすいリビングの一角に、おうち型の開口がかわいいオープン収納をつくった。パイプと棚は、成長に合わせて、洋服をかけたり、幼稚園や習い事のアイテムを置けるよう高さを変えられる。

2.　壁掛けTV後方の収納＆ルンバ基地

レターケースやワゴンを置いて、リビングでよく使うアイテムを収納。配線も隠せる仕様に。TV下のニッチ収納のいちばん下は、今まで出しっぱなしになっていたルンバの基地。

3.　開口が広く使いやすい寝室のオープンクローゼット

WICは扉をつけず、オープンに。扉の開閉に必要な空間が不要になり、家族一緒に寝られるスペースを確保。隠したい場合はカーテンをつけられるよう、開口部にカーテンレールを取り付けてある。

4.　階段下収納は使いやすい奥行に

奥行が深くて使いにくかった階段下収納は、廊下側・洗面室側の収納に分けて使いやすく便利に。洗面室にリネン類や下着が収納できるようになった。

5.　土間を有効活用したクロークタイプの玄関収納

収納場所に悩みがちなキャリーケースや外遊びグッズもスッキリ収納。

お話をうかがったのは…

WAKATTE（ホームテック）（東京都多摩市）杉村 菜摘さん、彦坂 綾乃さん

リフォマガ2021年11月号掲載

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