スッキリ片付いて使いやすい!収納リフォームのアイデア
理想のライフスタイルを叶える機能的でアイデアあふれる収納リフォームを紹介。
徹底したヒアリングで使い勝手とデザイン性を追求
収納リフォーム提案では、現状の収納方法で気に入らないことや困っていることを解消するため、使用頻度をお施主様と確認しつつエリアごとに使うものを分け、「モノの居場所をつくること」を心がけています。深すぎても浅すぎても使いづらい奥行は、お施主様のお手持ちの物をできる限り詳細にヒアリングして設計しています。
1. セミオープンのシューズインクローゼット
土間を広げ、暗さと狭さを解消し、靴やキャンプ道具を置く収納スペースが欲しいというお施主様の要望を叶えた。玄関ホールとの間仕切り壁の上部を開放し、閉塞感を軽減。玄関入り口から見える棚はすっきりと上部一段だけにし、ベビーカーやスーツケースなどを直置きするスペースに。
2. 大容量のウォークスルークローゼット
寝室、子供部屋両方から利用できる2Wayのクローゼット。できるだけ広くし、収納量を確保するため、寝室と子供部屋の広さ、最適なクローゼット内の通路幅を念入りに検討、調整して面積をプランニング。枕棚の奥行を深くして布団も収納可能に。アーチ開口がアクセント。扉がないので風通しもよい。
3. ワークスペースも兼ねた壁一面の本棚
書類や本などの寸法とおおよその量をヒアリングして、棚の奥行と高さ(棚間隔)を調整。AV機器は全て品番を確認し、TVを含めた位置関係にこだわった。金物が見える可動棚よりも、すっきりとして意匠性が高い固定棚を採用。TVボード、ワークスペースも兼ねている。
お話をうかがったのは…
空間社(東京都世田谷区) 浅生友美子さん
リフォマガ2021年11月号掲載
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