初心者のための窓リフォームの現場調査~内窓の取り付け~

リフォーム営業初心者のために、窓リフォームの現場調査について分かりやすく詳しく解説!窓リフォームのエキスパートを目指そう!



Point4 内窓の取り付け

内窓は、既存の窓はそのままに、新規に室内側にサッシを取り付ける工事だ。2枚のサッシ間の空気層により断熱、結露、防音効果を高める。遮熱ガラスを組み込むと、遮熱効果も期待できる。現地調査では、取り付け可能な窓であることを確認しよう。図面は設計変更で窓種が変わっている可能性があるため、実際にどんな窓が付いているか目で確かめよう。



1 内窓を設置できない窓
  または要注意窓!(取り付け可能か確認しよう)


出窓に設置はOK

出窓に設置は可能。取り付け方は既成の出窓は壁際に、現場で造作した出窓は窓際にも設置できる。出窓の使い方も変わってくるので、設置の方法は事前にお客様に説明をしよう。

▲既成品の出窓は壁際に取り付け

▲現場造作の出窓は窓際取り付けができる



2 出入りが多い窓に注意

内窓をとりつけるには4方に枠の取り付けが必要だ。日常掃き出し窓から庭に出入りをしている場合、段差解消部材を入れても床の段差が気になるかもしれない。また出入りの度に2枚の窓を開け閉めするのが面倒だということもある。「やっぱり他の方法で」となれば、段差ができない窓交換(壁カット工法)やガラス交換も検討したい。

▲内窓の枠の出が気になることもある



3 既存窓に中桟がある場合

既存窓に中桟がある場合、メーカーによっては高さを合わせた中桟を内窓につけることもできる。新規窓に中桟がないと、元々ある既存窓の中桟が目についてしまうという場合がある。その場合は中桟の中心の高さも確認しよう。金額がアップしてもつけたいというお客様にはお勧めだ。(採寸方法はメーカーに確認を)

▲中桟を入れる場合は既存窓の中桟の高さも確認


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